パート勤務の介護福祉士はいくら給料がもらえる? (株)リベルタ

2023.06.22

 

パート勤務の介護福祉士の給料

パート勤務の介護福祉士の給料(非常勤・時給)は、12万8,320円です。以下で、資格別のパート勤務の給料と介護福祉士の給料を比較しているので、ぜひご覧ください。

資格別パート勤務の給料

資格名称 平均給料
無資格 11万4,910円
介護職員初任者研修 10万6,010円
介護福祉士実務者研修 11万400円
介護支援専門員(ケアマネージャー) 12万3,820円
社会福祉士 12万6,100 円
介護福祉士 12万8,320円
介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修を取得している方と介護福祉士は、約1~2万円ほどの給与差があります。給料は、施設や勤務時間によって異なるので、あくまで参考としてご覧ください。

地域別パート勤務の給料

介護福祉士の地域別の時給差は、以下の表をご覧ください。
地域 平均時給
北海道・東北地域 939円
関東地域 1,037円
甲信越・北陸地域 971円
東海地域 992円
関西地域 1,005円
中国地域 921円
四国地域 960円
九州・沖縄地域 903円
関東や関西の時給が高い傾向にあります。地域によって時給差があるのは、人口が多い地域では人材の需要が高いため、時給が高く設定されやすいことが考えられるでしょう。

勤務の介護福祉士の給料

施設別パート勤務の介護福祉士の給料は、以下の表をご覧ください。
施設形態 平均給料
施設全体 12万8,320円
介護老人福祉施設 14万4,330円
介護老人保健施設 15万3,630円
介護医療院 15万1,630円
訪問介護事業所 11万5,300円
通所介護事業所 12万7,670円
通所リハビリテーション事業所 14万5,580円
特定施設入居者生活介護事業所 14万5,820円
小規模多機能型居宅介護事業所 13万1,120円
認知症対応型共同生活介護事業所 14万4,230円
介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの入居型施設の給料が高い傾向にあります。しかし、通所リハビリテーション事業所の給料も入居型施設とほぼ変わらない金額になっているため、パートは、正社員ほど施設による給与差は少ないといえるでしょう。給与差がそれほど開いていない理由としては、パート勤務は夜勤に入っていない方が多かったり、勤務時間の長さや出勤日数で給料が異なったりするからと考えられます。

介護福祉士の求人と特徴

ここでは、介護福祉士の求人紹介と特徴を解説します。どのような求人があるか興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

日勤のみの求人と特徴

日勤で働きたいと考えている方は、日勤のみの求人は、夜勤を含む時給と比較すると低い傾向があります。しかし、日勤のみの求人は、規則的に働くことが可能です。体力に自信のない方やプライベートを重視している方におすすめの求人といえます。

夜勤の求人と特徴

夜勤の求人は、日勤より時給が高いので、給与額を重視する方におすすめ。しかし、夜間に働く分、体力的な負担があったり、体調を崩しやすくなってしまったりする可能性があることを留意しておきましょう。

パートが介護福祉士資格を取得するメリット

パートが介護福祉士資格を取得すると、「給料がアップする」「自信がつく」「転職の際に役立つ」というメリットがあります。以下で、詳しく解説しているのでぜひご一読ください。

給料アップ

介護福祉士資格を取得すると、資格手当がもらえるため、給料がアップします。「もう少し給料が上がるといいな」と考えている人は、ぜひ介護福祉士資格の取得を目指してみてください。

自信がつく

介護福祉士資格を取得すると、介護の専門的な知識やスキルを身につけることができます。勉強した経験や試験に合格したことが仕事への自信につながるでしょう。自信を持つことで、仕事へのモチベーションアップも期待できます。

転職の際に役立つ

介護福祉士は、国家資格であり、介護系資格のなかでも上位の資格です。専門性の高い知識とスキルを身につけていることを証明することができるので、取得しておくと転職で有利になる可能性があります。また、資格の有無や「介護福祉士実務者研修以上の方」というように応募に条件をつけている求人も。上位資格である介護福祉士を取得しておくと、応募可能な求人の幅が広がります。
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