小さな変化に気づく力が、安心と信頼につながる
介護・看護の現場では、利用者さんの「いつもと違う」様子に気づけるかどうかが、安全で安心なケアにつながります。
1. 「いつも」を知ることが観察の第一歩
「いつもと違う」に気づくためには、まず「いつもどんな状態か」を知っておくことが大切です。 表情、声の大きさ、話し方、動作のスピードなど、日常の様子を把握しておくことで、変化が見えやすくなります。 たとえば、普段はよくお話しされる方が急に口数が減ったり、逆に静かな方が落ち着きなく動かれていたりする場合、それは何らかのサインかもしれません。 派遣スタッフの場合、短期間の勤務で「いつも」を知るのは難しいと感じることもありますが、先輩職員や記録を参考にすることで、基本的な状態を把握することができます。2. 身体面で気づきやすい変化のポイント
身体面の変化は、比較的気づきやすい観察ポイントです。歩き方が不安定になっていないか、食事量が減っていないかなど、日常動作をよく見ることが大切です。 また、「いつもより眠そう」「顔色が悪い」といった感覚的な違和感も、重要なサインです。顔色とは、血色や表情の明るさのことを指します。 こうした変化は、体調不良や脱水、痛みなどが原因の場合もあります。小さな変化でも、気づいた時点で共有することが、重症化を防ぐことにつながります。3. 記録と申し送りを活かした観察のコツ
観察した内容を記録に残すことは、チームケアにおいてとても重要です。記録とは、利用者さんの状態や対応内容を文章で残すことを指します。 「元気がない」だけでなく、「朝食を半分残されていた」「会話中に返答が遅かった」など、具体的に書くことで、他の職員にも状況が伝わりやすくなります。 派遣スタッフでも、気づいたことを遠慮せず申し送りすることが大切です。立場に関係なく、利用者さんを守るための大切な役割の一つです。まとめ
「いつもと違う」に気づく力は、経験を重ねることで少しずつ身についていきます。完璧を目指さず、「気づこうとする姿勢」を大切にしましょう。
不安なことや判断に迷うことがあれば、一人で抱え込まず、周囲や派遣会社に相談することも安心して働くためのポイントです。
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