まず知っておきたい:最新ガイドラインと基本の対策について
近年、感染症への備えは介護・看護現場でますます重要性を増しています。2025年以降の新しい指針を踏まえ、安心・安全なケアを継続するために、まずは「基本」の感染対策をおさらいしましょう。
1. 最新ガイドラインで押さえるべき基本対策
施設や医療機関で広く受け入れられている最新の感染対策の基本は、以下のとおりです。- 手指衛生の徹底 — 握手・手袋の有無に関わらず、手洗いやアルコール消毒をこまめに。ケア前後、食事前後、利用者との接触後など、タイミングを決めて習慣化することが大切です。
- 個人防護具(マスク・手袋・エプロンなど)の適切な使用 — 感染リスクの高い処置の際だけでなく、冬季のウイルス流行期などは「標準予防策(スタンダード・プリコーション)」の観点から常時装着が望ましい場合があります。
- 環境清掃と消毒の実施 — 手すり、ドアノブ、テーブル、トイレなど共用部の消毒を定期的に。清掃頻度と消毒薬の種類・濃度を施設で確認しておきましょう。
- 換気と空気環境の管理 — 窓開け換気や換気設備の定期チェック。特に冬場は暖房とのバランスに注意し、空気の滞留を防ぎます。
2. 派遣スタッフだからこそ意識したい“チェックリスト習慣”
派遣スタッフは、さまざまな施設を短期間で経験することが多いため、毎回の現場で「この施設は感染対策が整っているか」を自分で確認できることが重要です。 <現場チェックリストの例>- 入口に手指消毒液が設置されているか
- 使い捨て手袋やエプロンなど必要な防護具が十分に備えられているか
- ゴミ箱が適切に設置され、使用済み手袋/マスク用の分別がされているか
- 共用部の清掃・消毒が定期的に実施されているか
- 窓の開閉・換気の体制が整っているか
- 利用者や他スタッフのマスク着用状況
3. 感染症流行期の臨機応変な対応と情報共有の重要性
流行期(冬〜春、あるいは新たなウイルス出現時など)には、通常の対策だけでなく“臨機応変”な対応が求められます。 例えば、- 訪問系のケアであれば、訪問前の健康チェックとマスク・手指消毒の徹底
- 施設内での面会制限やゾーニング(感染の疑いがある利用者と健常利用者を分ける)への協力
- 体調不良のスタッフは無理せず報告・シフト変更の相談
- 利用者のご家族への状況説明と協力依頼(面会時の予防策など)
まとめ
最新ガイドラインに沿った手指衛生、防護具、清掃、換気という基本を押さえつつ、派遣スタッフ自身がチェックリストを使って現場の状態を見極めることで、安全で安心なケア現場を作ることができます。
流行期には臨機応変な対応と情報共有がカギ。あなたの「ちょっとした気づき」が大きな安心につながります。
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