現場で働く介護・看護スタッフが、冬を乗り切るために「今日から取り入れられる行動」をさらに深掘りしてご紹介します。
冬の介護・看護の現場は、感染症の流行だけでなく、利用者さん・患者さんの体調変動が大きくなる時期でもあります。スタッフ自身が健康でいることが、結果的に利用者さんを守ることにもつながります。
1. 職場でできる“感染しない・広げない”対策
冬はマスク着用が当たり前になっていますが、「正しく着ける」ことが何より重要です。鼻が出ていたり、隙間が大きかったりすると効果が半減します。 また、現場では複数の人と接触するため、「自分が媒介しない意識」を持つことが大切です。手袋の着脱タイミングの徹底、共有物品の消毒、こまめな手洗いなど、基本的な行動を丁寧に行いましょう。 スタッフルームや休憩室も意外と感染リスクが高い場所です。食事中の会話を控える、距離を取るなど、プライベート空間でも注意が必要です。2. 冬の体調不良を早めにキャッチする方法
「いつもより少しだるい」「喉が乾燥している気がする」など、小さな変化を見逃さないことが大切です。早めのケアが重症化を防ぎます。 特に冬は、乾燥によって喉の粘膜が弱くなり、ウイルスが付着しやすくなります。加湿や水分補給をこまめに行うほか、マスクの交換頻度も上げましょう。 また、睡眠不足は免疫低下の大きな原因。シフト勤務で睡眠が乱れやすい方は、短時間でも質の良い睡眠を取る工夫が大切です。湯船につかる、スマホを寝る前に見ないなど、習慣を整えるだけで眠りの質が大きく変わります。3. 派遣スタッフだからこそ意識したい職場選びポイント
感染症が増える冬だからこそ、「自分が安心して働ける職場」であることが重要です。派遣スタッフは複数の職場で働く可能性があるため、環境の差を感じることもあります。 たとえば、以下のようなポイントをチェックすると、自分に合った職場を見つけやすくなります。 ・感染対策の方針が明確で、スタッフへの説明が丁寧か ・休憩室や更衣室の衛生管理がされているか ・体調不良時に休みやすい雰囲気・体制があるか ・人員配置が適切で、無理のないシフトになっているか 派遣会社に相談することで、職場の雰囲気や感染対策の状況を事前に把握できます。「こんな環境で働きたい」という希望があれば、遠慮なく担当者に伝えてください。まとめ
冬の感染症対策は、「現場での行動」と「自分自身を整えること」の両方が大切です。介護・看護の仕事は責任が大きく、日々の疲れが蓄積しやすいからこそ、普段の習慣が健康を左右します。
派遣として働く皆さんが、より安心して働ける職場を見つけられるよう、私たちも全力でサポートしています。職場選びの不安や、働き方の相談があれば、気軽にお問い合わせください。
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