秋から冬にかけての介護・看護現場は、気温の変化や体調不良、行事対応などで慌ただしくなる季節です。派遣スタッフとして働く皆さんも、「この時期ならではの職場の空気感」や「ちょっとした苦労」を感じたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな“秋冬の職場あるある”をテーマに、現場での工夫や乗り越え方を紹介します。
1. 朝晩の冷え込みで「体がついていかない」問題
秋冬の現場でまず多いのが、「朝の冷え込みがつらい」「体が重い」という声です。 特に早番シフトや夜勤明けのスタッフにとって、寒さは大きな負担になります。 利用者さんの体調管理はもちろん、自分の体調も崩さないように気をつけることが大切です。 たとえば、こんな工夫がおすすめです。- インナーを重ねすぎない:汗をかいて冷えるのを防ぐため、吸湿発熱素材のインナーを活用。
- 靴下やカイロで足元を温める:冷えは体全体の不調につながります。足首を冷やさない工夫を。
- 夜勤前後の温度差に注意:帰宅時はマフラーや手袋で体温を守りましょう。
2. インフル・ノロの流行で「緊張感が高まる」
秋冬といえば、感染症の季節。 インフルエンザやノロウイルスが流行し始めると、施設全体の空気がピリッと引き締まります。 派遣スタッフとして勤務する場合、「現場によって感染対策ルールが違う」という戸惑いもあるかもしれません。 そんな時は、まず“確認”と“共有”を徹底しましょう。- 消毒・手洗いのルールを勤務初日に再確認
- 体調不良時は「無理せず報告」する
- マスク・手袋・エプロンの使用方法を職員に合わせる
3. 行事シーズンで「バタバタしがち」
秋から冬にかけては、敬老会・運動会・クリスマス会など、行事が盛りだくさん。 普段のケアに加え、レクリエーション準備や飾りつけで忙しくなる施設も多い時期です。 そんな時に意識したいのが「チームワーク」と「無理をしない工夫」。- できることを共有:「これ私がやりますね」と声をかけるだけで、現場の雰囲気が和らぎます。
- 準備は早めに:派遣スタッフはシフトが変わることもあるため、余裕を持って確認を。
- 笑顔を忘れずに:忙しい時ほど、ひとことの笑顔や気づかいがチームを支えます。
まとめ
秋冬の介護・看護現場には、寒さ・感染症・行事など、独特の「あるある」がたくさんあります。
でも、その中には「人とのつながり」や「チームで乗り越える喜び」もたくさんあります。
Part2では、そんな季節特有の課題をポジティブに乗り越えるための“心の整え方”と“仕事の工夫”をご紹介します。
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