派遣スタッフのための「冬前に整える体調&生活リズム」ガイド Part1 株式会社リベルタ

2025.11.21

~寒くなる前に始めたい、からだと心のウォーミングアップ~

秋が深まり、朝晩の冷え込みが感じられるようになると、介護・看護の現場でも体調を崩すスタッフが増えてきます。冬を元気に乗り切るためには、寒さが本格化する前の「今」の過ごし方がとても大切です。ここでは、派遣スタッフの皆さんが無理なく整えられる体調管理のコツをお伝えします。

1. 体温を保つための「温活」を始めよう

気温が下がり始めるこの時期は、体温の低下によって免疫力が下がりやすくなります。 体を温める習慣(=温活)を取り入れることで、風邪や感染症の予防にもつながります。 ポイントは3つです。 ① **朝の白湯(さゆ)習慣**:起きてすぐ、コップ1杯の白湯を飲むだけで内臓が温まり、代謝が上がります。 ② **首・手首・足首を温める**:冷えは“3つの首”から入ります。薄手のネックウォーマーやレッグウォーマーを活用しましょう。 ③ **温かい食材を選ぶ**:根菜(ごぼう・にんじん・れんこん)や生姜(しょうが)を使った料理は、体を内側から温めてくれます。 介護や看護の仕事では、夜勤や早番など体温リズムが崩れやすい環境にあります。 だからこそ、「ちょっと寒いな」と思った瞬間に体を守る工夫が大切です。

2. 睡眠リズムを整える「光」と「時間」の使い方

日照時間が短くなる秋冬は、体内時計(概日リズム)が乱れやすくなります。これが、だるさや不眠、集中力低下の原因になることも。 派遣スタッフの方は勤務時間が不規則なケースも多いので、意識してリズムを整えましょう。 おすすめは以下の方法です。 ・**朝起きたらカーテンを開け、5分間の朝日浴** ・**夜は就寝1時間前にスマホやPCの光を控える** ・**昼休みに短時間の仮眠(15〜20分)でリセット** また、夜勤明けなどで眠れないときは「眠ろう」と無理をせず、温かい飲み物を飲んで心身をリラックスさせましょう。 生活リズムを整えることは、疲労をためない第一歩です。

3. 体調の変化を見逃さない「セルフチェック習慣」

季節の変わり目は、体の不調を“なんとなく”で見過ごしてしまいがちです。 特に派遣スタッフの場合、「新しい職場に慣れること」「シフトに対応すること」に意識が向きやすく、自分の健康管理が後回しになってしまうこともあります。 簡単なセルフチェックを毎日行ってみましょう。 ・朝起きた時の体温・喉の調子 ・肩こりや頭痛の有無 ・食欲・睡眠の状態 記録をつけることで、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。風邪の初期症状を早めに発見できれば、勤務先に迷惑をかける前に休養をとる判断もできます。 派遣会社に健康相談ができる制度がある場合は、体調の変化を早めに伝えるのも大切なセルフケアです。

まとめ

冬前の準備は、「体を温める」「生活リズムを整える」「自分の体調を観察する」ことから始まります。 少しの意識で、年末に向けての忙しい時期を快適に乗り切る力がつきます。 まずは今日から、白湯を飲む・朝日を浴びる・自分の体に耳を傾ける――そんな小さな一歩を始めてみましょう。

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