感染症シーズン前に見直したい!現場での衛生習慣と予防対策 Part2 株式会社リベルタ

2025.10.22

〜感染症シーズンを元気に乗り切る!スタッフの体調管理・栄養・メンタルケア〜

冬に向けて気温や湿度が下がり、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行しやすい季節がやってきます。 Part1では、現場での衛生習慣の見直しポイントをご紹介しましたが、感染を防ぐには「自分自身の体調管理」も非常に重要です。 今回は、派遣スタッフが感染症シーズンを元気に乗り切るための「栄養」「休養」「メンタルケア」の実践的な対策をご紹介します。

1. 体調管理の基本は「食事・睡眠・水分補給」

過酷な介護・看護の現場では、「忙しくて自分のことは後回しになりがち」という声もよく聞きます。 しかし、体調を崩してしまっては、仕事どころか自分自身の健康も守れません。まずは、以下の基本を大切にしましょう。
  • 栄養バランスのとれた食事 免疫力を高めるビタミンC・ビタミンD・たんぱく質を意識。 手軽に取り入れられるヨーグルトや納豆、みかん、卵などがおすすめです。
  • 睡眠は“時間より質”を重視 6時間以上寝られなくても、入眠前のスマホを控える、深い眠りを意識するだけで回復力が高まります。
  • 水分補給をこまめに 乾燥した空気はウイルスが活発になりやすいため、喉を潤すことが重要。 温かいお茶や白湯で体を内側から温めましょう。
特に派遣スタッフは不規則な勤務や夜勤があるため、無理のない範囲で「自分に合った体調管理の習慣」をつくることが大切です。

2. 冬の現場で意識したい「冷え」と「乾燥」のダブル対策

感染リスクが高まる要因のひとつが、「冷え」と「乾燥」です。 体が冷えると免疫機能が低下し、喉や粘膜が乾燥すればウイルスの侵入を許しやすくなります。 以下のようなアイテムや工夫を取り入れて、現場での快適さと健康を両立させましょう。
  • インナーで温度調整 ヒートテックなどの温かいインナー+通気性の良い上着で、動きやすさと保温性を両立。
  • 使い捨てカイロを上手に活用 背中・お腹・腰などをじんわり温めると、内臓の冷えも防げます。
  • 加湿グッズの持ち歩き 小型加湿器や濡れマスクなどを活用して、喉を乾燥から守りましょう。
  • 保湿クリーム・リップも忘れずに ひび割れやカサつきは、感染の入り口にも。肌のケアも大切な感染予防です。
「冷え」と「乾燥」は地味な不調につながりやすいため、こまめなセルフケアが重要です。

3. 感染症の不安やストレスをためない「心のケア」

感染症の流行時期は、心も不安定になりがちです。 「また現場で感染者が出たらどうしよう…」「自分がうつしてしまったら…」と、精神的なプレッシャーを感じる方も少なくありません。 そんなときこそ、自分自身のメンタルケアが大切です。
  • 小さなことでも人に話す 派遣会社のコーディネーター、同僚、家族など、誰かに不安を打ち明けるだけで気持ちが楽になります。
  • 深呼吸・ストレッチ・軽い運動 仕事前や休憩中に行うことで、自律神経が整い、気持ちが落ち着きます。
  • 「完璧」を目指さない 感染対策は大切ですが、自分を責めすぎないことも同じくらい大事です。
不安を感じるのは悪いことではありません。 大切なのは、ため込まず、自分を整える時間を意識的につくること。忙しい現場だからこそ、心のケアも忘れずに行いましょう。

まとめ

感染症シーズンを健康に乗り切るには、現場での対策だけでなく、自分自身の体調・心の状態を整えることが何より大切です。
  • 栄養・睡眠・水分の3つを意識した日常管理
  • 冷え・乾燥を防ぐための衣類やグッズの工夫
  • 心の不調にも気づいて、無理せず休む勇気
派遣スタッフとして、どんな現場でも安心して働き続けるためには、「自分を守ること」が、結果的に利用者さんや職場を守ることにもつながります。 この冬も、無理なく、しっかり備えて、健やかな毎日を過ごしましょう。

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