インフル・ノロウイルス対策の再確認 Part2 株式会社リベルタ

2025.10.19

〜流行期に備える!現場で使える実践ツール&行動術〜

インフルエンザやノロウイルスの流行期は、毎年ヒヤヒヤするという方も多いはず。特に介護・看護の現場では、ひとたび感染が広がれば業務に大きな支障が出てしまいます。Part2では、実際の流行期に役立つ「具体的な備え方」「便利な対策グッズ」「感染拡大を防ぐ行動パターン」など、より実践的な内容をお届けします。

1. 現場で本当に役立つ感染対策グッズ

忙しい現場でもすぐに使える、実用的なアイテムをそろえておくと安心です。以下は、流行期に備えておきたいおすすめのグッズです。
  • 使い捨てマスク:毎日新しいものを使い、湿ってきたら交換しましょう。フィット感のあるタイプが飛沫対策に有効です。
  • 手指消毒用アルコール:玄関・居室・食事スペースなど、複数箇所に設置を。速乾性が高いジェルタイプが人気です。
  • 携帯用スプレーやウェットティッシュ:外出先や移動中も手軽に除菌ができ、感染対策の習慣づけに効果的です。
  • 次亜塩素酸ナトリウム(塩素系消毒剤):ノロウイルスの消毒には不可欠。嘔吐物やトイレなど、特定の場面で使用します。
  • 防護グッズセット:使い捨てエプロン・手袋・マスク・ゴーグルなどをまとめておくと、緊急時にすぐ対応できます。
  • 加湿器・空気清浄機:湿度を保ち、ウイルスの空中浮遊を抑える効果があります。特に冬は室内が乾燥しやすいので必須。
これらのグッズは、各職場で備蓄しておくだけでなく、個人としても「ポーチに常備」するなど、携帯できる形での対策もおすすめです。

2. 感染拡大を防ぐための動き方とルール

感染の広がりを抑えるには、正しい行動パターンと職場内の連携が不可欠です。忙しい現場でも、以下のような行動を意識しましょう。
  • 出勤前の健康チェック:体温測定・体調の確認を習慣にしましょう。「ちょっとした違和感」も無理をせず、上司に相談することが大切です。
  • 利用者・スタッフの早期発見:嘔吐や下痢など、ノロウイルスを疑う症状があればすぐに対応。報告・連絡・記録を徹底しましょう。
  • トイレ・共有スペースの管理:利用者ごとのトイレ使用や、共用部分の頻繁な清掃消毒で、接触感染のリスクを減らせます。
  • グループケアの見直し:流行期には、集団活動や同室ケアの人数を減らすなど、感染拡大を防ぐ工夫も有効です。
  • 衣類・エプロン・制服の管理:1日の終わりに必ず洗濯。外から帰ったらすぐに着替える習慣をつけましょう。
また、情報共有のルールを職場内で確認しておくことも重要です。感染者が出た場合の対応マニュアルや連絡先リストを、日ごろから把握しておきましょう。

3. 自分自身の体調管理と免疫力の維持も忘れずに

感染症対策の“最後の砦”は、やはり自分の体調管理です。どんなに環境を清潔にしていても、免疫が落ちているとウイルスに負けてしまいます。
  • 栄養バランスのよい食事:特にビタミンC・タンパク質・発酵食品などが免疫力アップに役立ちます。
  • 質の良い睡眠:夜勤がある方は、日中でもしっかり眠れる環境を整えましょう。アイマスクや耳栓も活用して。
  • 適度な運動:軽いストレッチや散歩で血流を良くし、自律神経のバランスを整えましょう。
  • 水分補給:乾燥しがちな冬場は、水分補給も免疫力維持に重要。こまめに白湯やお茶を飲みましょう。
特に介護・看護の仕事では、つい自分のケアが後回しになりがちです。自分が倒れないように、まずは「自分を守ること」を最優先に考えてください。

まとめ

インフルエンザやノロウイルスの対策は、「基本の徹底+現場での工夫+自分自身の健康管理」の三本柱が大切です。 流行期に入ってから慌てるのではなく、今のうちから準備・意識づけをしておくことで、落ち着いて対応することができます。 「万が一」のときも慌てずに動けるよう、グッズの準備や対応マニュアルの確認、自分の生活リズムの見直しなど、できることから取り組んでみてください。 現場で安心して働けるよう、今後も役立つ情報をブログで発信していきます。派遣先や働き方に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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