10月はキャリアの振り返り月間!年内にできるスキルアップとは? Part1 株式会社リベルタ

2025.10.10

~まずは現状の棚卸しと目標設定から~

年末に向けてキャリアを整理し、今年残り期間で達成できるスキルアップの道筋を立てましょう。

10月は、秋の気配と共に“振り返り”にもぴったりな時期です。今年の自分を見つめ直し、残りの2~3か月でできるスキルアップを計画してみませんか?Part1ではまず現状を把握し、目標を立てるステップをご紹介します。

1. 自分のキャリアの棚卸しをしよう

キャリアの棚卸しとは、これまでの経験、得たスキル、うまくいったこと、苦手だったことなどを整理することです。これは目標を立てる前の土台作りになります。

  • これまでの勤務先で得たスキル・資格を書き出す(例:介護のおむつ交換・認知症ケア・点滴補助など)
  • 自分が“できること”、“もっと改善したいこと”を振り分けてみる
  • 過去1~2年の勤務記録や施設での評価・フィードバックを見返して、成長した点・課題を明確にする
  • プライベートで学んだことや興味ある分野も含めてみる(例:接遇、ICT/ITツール、報告書や記録の書き方など)
このように現状を“見える化”することで、「何を伸ばしたいか」が明らかになり、無理なく続けられる目標を設定しやすくなります。

2. 年内に達成可能な具体的目標を設定する

目標は「いつまでに」「どのレベルで」「どの方法で」の3要素を含めると実現性が高まります。年末までの約2~3か月を使う目標だからこそ、現実的で小さなステップを重ねることが鍵です。

  • 資格取得を目指すなら、「どの資格をいつ申し込むか」「試験はいつか」を逆算する
  • 技術や知識の習得であれば、「毎週何時間勉強するか」「誰に教わるか」など具体的に決める
  • 働きながら無理なくできる目標を立てる(夜勤・シフトとの兼ね合い、家庭の時間など)
  • モチベーション維持の工夫もセットにする(学習仲間を作る/ノートに記録するなど)
例えば、「今月末までに認知症ケアに関するオンライン講義を1本受講する」「12月までに介護記録の書き方を改善して先輩に見てもらう」など、小さな達成可能な目標が効果的です。

3. スキルアップのための選択肢を知る

目標を決めたら、それを達成するための手段を複数知っておくと安心です。どんな選択肢があるかを整理しておきましょう。

  • 公的研修・講習会:地方自治体や看護協会などが主催する研修で、知識や技術をアップデートできる機会があります。
  • 資格取得支援制度:勤務先や派遣会社で講座受講費やテキスト代などを補助してくれるケースも。
  • オンライン学習・通信講座:スキマ時間を使えるので、シフト勤務がある方にも向いています。
  • 実務経験・OJT(On‑the‑Job Training:職場での実践学習):実際の業務で先輩に教えてもらいながら慣れていく方法。
  • 学習仲間を作る・自己反省の記録:同僚と学び合ったり、自分の進歩を記録したりするとモチベーションが上がります。
どの手段も一長一短がありますが、自分の性格・ライフスタイル・シフトの状況を考えて、複数の手段を組み合わせるのが効果的です。

まとめ

10月は“キャリアの振り返り月間”として、まず今の自分を棚卸し、年内に達成可能な目標を設定し、それを実現する手段を複数考えることが重要です。小さな一歩でも積み重ねていくことで、年明けには“去年と違う私”を実感できるはずです。次のPart2では、それら目標を実際に着手しやすくする具体的なアクションプランをご紹介しますので、ご自身のキャリアアップを進める参考にしてください。

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