心に余白をつくる、日々のリズムと自分ケアの習慣

Part1では「仕事終わりに自分をリセットする小さな工夫」についてご紹介しました。Part2では、少し深いメンタルケアの方法と、それを“無理なく続ける”ためのコツをご紹介します。
1. 書くだけでスッキリ!「感情の整理ノート」
心のモヤモヤを言葉にすることで、驚くほど気持ちが落ち着くことがあります。これを心理学では「エクスプレッシブ・ライティング(感情表出の書き出し)」といいます。
おすすめの方法は、- ノートやスマホのメモに、今日感じたことを書くだけ
- 嬉しかったこと・つらかったことを“そのままの言葉”でOK
- 最後に「今の気分は?」と自分に問いかける
2. 「呼吸を整える」だけでも変わる心と体の状態
緊張やストレスを感じたとき、呼吸が浅くなっていることに気づいていますか?仕事終わりのタイミングで、意識的に「呼吸を整える」ことで、副交感神経を優位にし、心を落ち着けることができます。
簡単な方法:- 4秒吸って → 7秒止めて → 8秒吐く (4-7-8呼吸法と呼ばれるリラックス呼吸)
- 腹式呼吸で、お腹をふくらませながらゆっくり吸う
- 目を閉じて、体の力を抜きながら繰り返す
3. 習慣化のコツは「ハードルを下げること」
どんなに良いケア法でも、「面倒」「続かない」と感じてしまえば逆効果。大切なのは、自分にとって“心地よい”と感じるケアを、無理なく続けられる形で取り入れることです。
ポイント:- 「10分だけ」「〇〇の後にやる」などタイミングを決めておく
- 気分が乗らない日は「今日は休む」と決めてOK
- やった日は、カレンダーに「○」をつけて達成感を味わう
まとめ

メンタルケアは、特別なことをしなくても、ほんの小さな工夫で効果があります。今日からできる「書く」「呼吸する」「自分を褒める」の3ステップで、毎日の疲れとストレスを軽やかに手放していきましょう。
働くあなたが、自分らしく笑顔でいられるように。忙しい日々の中でも、自分自身に目を向ける時間を大切にしてください。▼LINEで簡単登録・相談も受付中! LINE公式アカウントに登録する