今日の疲れを明日に持ち越さない、優しい習慣を

介護や看護の仕事は、心と体の両方を使うお仕事です。現場を離れても、なかなか気持ちのスイッチが切り替わらない……そんなこと、ありませんか?
今回は、仕事終わりにできる「ちょっとしたメンタルケアの工夫」をご紹介します。疲れやストレスをその日のうちに軽くして、明日を元気に迎える準備をしていきましょう。1. “5分だけ”でOK!自分のための「ひとり時間」
仕事終わりに大切なのは、「まずは自分に戻る時間」を少しだけでも作ることです。たとえば帰宅後、スマホを見たりテレビをつける前に、5分だけひと息つく“無音の時間”を取ってみましょう。
おすすめは:- 玄関で深呼吸を3回 → 今日の出来事を頭の中で手放す
- お気に入りのハーブティーや白湯をゆっくり飲む
- ベランダや窓辺で外の風を感じる
2. 今日あった「いいこと」をひとつだけ思い出す
忙しい日ほど、心の中は“反省”や“後悔”でいっぱいになりがち。でもそんな時こそ、「よかったこと」「うれしかったこと」を1つでも思い出してみてください。
たとえば、- 利用者さんの笑顔が見られた
- 苦手だった処置がスムーズにできた
- スタッフ同士で協力できた
3. 五感を使った「リラックス習慣」で心を整える
自律神経を整えるには、“五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)”を心地よく刺激することが効果的です。特に、仕事終わりは嗅覚や聴覚を使ったリラックスがおすすめです。
たとえば:- アロマディフューザーで好きな香りを楽しむ(ラベンダー、ベルガモットなど)
- リラックスできる音楽を流す(自然音、ピアノ、ヒーリングミュージックなど)
- 肌触りの良いブランケットや部屋着を用意する
まとめ

介護・看護の現場では、つい自分のことは後回しになりがち。でも、今日の疲れは今日のうちに軽くする習慣が、心と体の健やかさにつながります。
・ひとり時間を5分だけでも作る ・「よかったこと」を1つ振り返る ・五感で感じるリラックスを意識する こうした小さな工夫で、仕事終わりの自分を少しだけ大切にしてみませんか? Part2では、もっと深いメンタルケア術と継続のコツをご紹介します。▼LINEで簡単登録・相談も受付中! LINE公式アカウントに登録する