毎日を元気に過ごす!介護・看護スタッフのための食事と栄養のコツ Part2 株式会社リベルタ

2025.09.16

季節に合わせて変えよう!食べ方&栄養のメリハリ術

こんにちは、Part1では「朝ごはん」「小分け食」「水分補給」のコツをご紹介しました。Part2では、さらに“季節に合わせた栄養管理”と“疲労回復”へのヒントをお届けします。

1. 夏の疲れを残さない 冷え・夏バテ対策レシピ

9月は、まだ暑さが残りつつも朝夕は涼しくなり、体温調整の負担が増える時期です。そこで意識したいのは、“体の中からほっと温まる食事”です。

おすすめメニュー:
  • 具だくさんの野菜スープ(人参・じゃがいも・玉ねぎなど)
  • しょうが入りの温かいお茶(冷えがちな手足に◎)
  • 鶏ささみと根菜の炒めもの(たんぱく質+食物繊維たっぷり)
“夏バテ”とは、**体が暑さによって疲れてしまう状態**で、食欲不振やだるさを引き起こします。温かめの食事で、体を温めることで自律神経が整いやすく、食欲や消化力の回復を促します。

2. 夜勤明けやシフト合間の“疲労回復食”ポイント

長い勤務や夜勤の後は、体がぐったり…そんなときに元気を取り戻すのは難しく感じられます。ここで大事なのが、**疲労回復に役立つ栄養をしっかり補給すること**です。

ポイントは、「炭水化物+たんぱく質+ビタミンB群」です。具体的には:
  • 雑炊(お米の炭水化物)+卵・鶏ささみ(たんぱく質)
  • 納豆ごはんに小松菜のおひたし(納豆のたんぱく質、ビタミンB群が豊富な納豆と葉野菜)
  • バナナ+ヨーグルト+はちみつ(消化しやすく、即エネルギーの補給にも◎)
ビタミンB群は、“疲労回復に役立つビタミンの仲間”で、食べたものをエネルギーに変える働きがある栄養素です。

3. 普段から続けたい “バランスのいい食習慣” のコツ

日常的に心がけたいのは、“主食(ごはん・パンなど)・主菜(おかずのたんぱく質)・副菜(野菜・海藻など)”がそろった食事です。この“主食・主菜・副菜”は、「三菜一汁」とも呼ばれて、バランスの良い食卓の基本スタイルです。

具体例:
  • ごはん(主食)+焼き魚 or 豆腐ハンバーグ(主菜)+ひじき煮 or温野菜サラダ(副菜)+味噌汁(一汁)
  • パスタ(主食)+チキンサラダ(主菜&副菜)+野菜スープ(一汁)
“三菜一汁”は、**栄養バランスを整え、消化吸収も穏やかにする日本の定番スタイル**です。忙しい時こそ、この基本を意識するだけでも「体が軽い」「元気が違う」と感じやすくなります。

まとめ

季節の変わり目や夜勤での疲れには、温かさや消化の良さ、“三菜一汁”スタイルが強い味方です。毎日の“小さな工夫”を積み重ねて、体の声に寄り添う食事で“疲れにくい毎日”を目指しましょう。

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