介護・看護職が気をつけたい心身の不調サイン

9月は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期。さらに、夏の疲れが残ることで「9月病」と呼ばれるメンタルの不調も増えてきます。介護・看護の現場で頑張る皆さんが心と体のバランスを保つために、今知っておきたいポイントをお伝えします。
1. 「9月病」とは?介護・看護職に多い症状とは
「9月病」とは、夏の終わりから秋の初めにかけて感じる疲労感・やる気の低下・不安感・気分の落ち込みなど、軽いうつのような状態を指します。
特に介護・看護の現場では以下のような症状が見られやすくなります:- 出勤前に気分が沈む
- 業務中にミスが増える・集中できない
- 何をしても楽しめない
- 体のだるさが取れない
2. 「夏の疲れ」の蓄積が原因に
夏の間は暑さや夜勤で体力を消耗しやすく、自律神経(じりつしんけい)が乱れやすくなります。これは、私たちの体の働きをコントロールする神経の一つで、ストレスや気温の変化で簡単にバランスを崩します。
その結果:- 眠りが浅くなる
- イライラ・不安が強くなる
- 食欲が落ちる・胃腸が弱る
3. ストレスの気づきサインを見逃さない
真面目で頑張り屋さんな方ほど、無理をしがちです。「まだ大丈夫」と思っても、心と体はしっかりサインを出しています。
- 同じミスを何度も繰り返す
- 人と話すのがつらい・避けたくなる
- 食べる量が急に減った・増えた
まとめ

9月は体調もメンタルも揺らぎやすい時期。自分でも気づきにくい不調を早めに察知し、ケアすることが大切です。「9月病かな?」と思ったら、無理せず立ち止まって、自分の心と体の声に耳を傾けてみましょう。
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