介護スタッフのためのセルフケア講座 第2回 むくみスッキリ!足・手のセルフケア
介護現場で働くと、長時間の立ち仕事や細かい作業が続くため、 足のむくみや手首の疲れを感じる方がとても多いです。 「夕方になると足がパンパン」「手首が重くて動かしづらい」 そんな経験をしたことはありませんか? むくみや手の疲れは放置すると、だるさや痛みにつながるだけでなく、 仕事のパフォーマンス低下や慢性的な体の不調にまで発展することがあります。 今回は、自宅で簡単にできる足と手のセルフケアをご紹介します。 1日数分のケアで体が軽くなるので、ぜひ取り入れてみてください。■ 足のむくみ解消マッサージ

立ち仕事が多い介護現場では、足に血液やリンパがたまりやすく、 むくみや冷えにつながりやすいです。次のようなマッサージをおすすめします。
- 足首からひざに向かって両手でさすり上げる
- ふくらはぎを軽くもみほぐす
- ひざ裏を親指で軽く押し流す
- 仕上げに足の裏をグーの手で押して刺激する
■ 足のストレッチで血流を良くする

- イスに座って片足を前に伸ばし、つま先を自分の方へ引き寄せる
- かかとを床につけ、ふくらはぎの伸びを感じながら20秒キープ
- 反対の足も同じように行う
■ 手首・腕のストレッチ

介助や記録作業などで酷使される手首や腕は、早めのケアが大切です。 腱鞘炎予防にもつながります。
- 片手を前に伸ばし、反対の手で指先を上にそらせて10秒
- 次に指先を下に向け、手の甲を押さえて10秒
- 手首をぐるぐる回して血流を促す
■ 手のマッサージでリラックス

手にはたくさんのツボがあります。 ハンドクリームを塗るタイミングで簡単なマッサージを取り入れましょう。
- 手のひら全体を親指で押しながら円を描く
- 指のつけ根を軽くつまみ、ほぐす
- 手の甲をやさしくさすって血行を促す
■ 日常生活でできる工夫

- 休憩中に足を少し高くして座る
- 手を冷やさないよう手袋を活用する
- 靴下や着圧ソックスで血流をサポートする
■ 株式会社リベルタからのメッセージ
介護・看護の仕事は人を支える尊いお仕事です。 だからこそ、働くスタッフ自身の体調を守ることが最優先です。 株式会社リベルタでは、派遣スタッフの働きやすさを大切にしています。 シフトや勤務環境のご相談もお気軽にお寄せください。▼LINEで簡単登録・相談も受付中! LINE公式アカウントに登録する