8月の終わり頃になると、なんとなく体がだるい、疲れが取れない…そんな感覚はありませんか? これは「夏バテ」や「季節の変わり目の疲れ」によくある症状です。
介護・看護の現場で働く方にとって、この時期の体調不良は注意が必要。 体力や集中力が落ちると、利用者さんへのケアにも影響が出かねません。
今回は、夏の疲れが出やすい時期におすすめの体調管理術をご紹介します。
■ 夏の終わりに疲れやすくなる理由

夏の疲れが残る原因はいくつかあります。
- 冷房と外気温の差で体温調節がうまくできなくなる
- 発汗や水分不足による体内のミネラルバランスの乱れ
- 冷たい飲み物や食べ物による胃腸の弱り
- 強い日差しや暑さによる自律神経の疲れ
こうした積み重ねが、8月下旬〜9月に「夏バテ症状」として出てきます。
■ 夏バテのサインに気づこう

介護職や看護職の方は、自分の体調より利用者さんのことを優先しがち。 でも、こんな症状が出ていたら要注意です。
- 食欲がない、食事量が減った
- 夜ぐっすり眠れない
- 疲れが取れない、やる気が出ない
- 頭痛や肩こりが続く
これらは体からのSOS。 早めに対策を取ることで、仕事への影響を防げます。
■ 介護現場でできる体調管理術

① 水分補給はこまめに
「のどが渇いた」と感じる前に、少しずつ水分をとることが大切です。 汗と一緒に失われるミネラルを補うため、経口補水液や麦茶もおすすめです。② 食事は3食しっかり
栄養バランスを意識して、特にたんぱく質・ビタミンB群・ビタミンCを多く含む食品を摂りましょう。 例:鶏むね肉、卵、豆腐、緑黄色野菜、果物③ 休憩時間は「深呼吸とストレッチ」
介護現場は体を動かす時間が多く、知らず知らずのうちに疲れがたまります。 休憩時には、肩回しや足首回しなど軽いストレッチを取り入れると血流が良くなります。④ 冷房の効きすぎに注意
室内が冷えすぎると、体温調節機能が乱れます。 羽織れるカーディガンや膝掛けを用意しておきましょう。⑤ 睡眠環境を整える
寝る前のスマホは控えて、部屋は暗く涼しい状態に。 可能であれば就寝・起床の時間を一定にすると、体のリズムが整います。■ 利用者さんの体調変化にも目を向けて

夏の疲れは、利用者さんにも影響します。 特に高齢者は、少しの食欲不振や眠気が体力低下につながります。
食事の様子や水分摂取量、元気の有無を観察し、異変があれば早めに対応しましょう。
■ 株式会社リベルタのサポート
株式会社リベルタでは、介護・看護の派遣スタッフが安心して長く働けるよう、現場での体調管理のポイントや働き方の工夫もお伝えしています。 「今の職場だと負担が大きい…」 「生活リズムに合わせた勤務がしたい」 そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。▼LINEで簡単登録・相談も受付中! LINE公式アカウントに登録する