前回の【Part1】では、介護・看護の現場で大切な「基本の身だしなみ」と「服装のチェックポイント」をお届けしました。今回は、夏ならではの“快適さ”と“印象アップ”を両立するための【実践編】をお届けします。

4. 身の回りグッズの準備で快適さアップ!
汗をかきやすい夏は、身の回りのグッズで快適さと清潔感をキープすることが大切です。- 汗拭きシート:肌に優しいノンアルコール・無香料タイプがおすすめです。
- フェイスタオル or ハンカチ:複数枚持参で、顔・首元の汗をこまめに拭きましょう。
- 予備のマスク:汗で湿ったマスクは見た目も衛生的にもNG。替えを必ず準備!
- ポケットサイズの制汗剤:朝の使用はもちろん、休憩中にもリフレッシュできます。
5. 夏のニオイ対策は「思いやり」
体臭や口臭は自分では気づきにくいものですが、介護・看護職は“近距離で接する”仕事です。対策しておくと安心です。- においの原因となる食事に注意:にんにくや香辛料は前夜や朝食では控えめに。
- 毎日の洗濯を習慣に:前日の汗が残ったままの制服はNG。必ず清潔なものを着用しましょう。
- マウスウォッシュの携帯:勤務前後や休憩後に使えると便利です。
6. 熱中症予防も“仕事の準備”のひとつ
暑さで体力を奪われる夏、体調管理も仕事の一部です。体調不良は自分だけでなく利用者様にも影響が出る可能性があるため、しっかり備えましょう。- 出勤前に水分補給:電車や徒歩で体が脱水状態になっていることも。現場に着く前にひと口でも水を飲んでおくと◎。
- 塩分チャージタブレット:ポケットに忍ばせておけば、体調の変化を感じた時にすぐ対応できます。
- 暑さ対策グッズの活用:首元を冷やすタオルや、日傘・帽子などの通勤時アイテムも上手に使いましょう。
- 「無理しない勇気」も大切:体調が悪いときは、無理せず早めに連絡・相談することで、職場の信頼も守れます。