新入社員の離職を防ぐには?“1年以内の退職”に注目 株式会社リベルタ

2025.06.25

4月に新たに迎えるフレッシュな仲間たち。 しかし、企業にとって大きな課題となっているのが新入社員の早期離職です。 特に「1年以内の退職」は、企業にも現場にも大きな影響を与えるだけでなく、本人にとってもキャリアに大きなブレーキをかけてしまいます。

■ 数字で見る“離職のリアル”

厚生労働省のデータによると、新入社員の3人に1人が3年以内に離職しているという結果が出ています。

中でも注目すべきは「就職して1年以内」の離職。 高卒者の約17%、大卒者でも11%以上が1年以内に退職しています。 つまり、新卒採用後の最初の1年間が“離職防止の勝負期間”と言っても過言ではありません。

■ 離職の背景にある“健康とストレス”

早期退職の理由には、仕事内容や人間関係などの要因もありますが、実は大きな原因の1つが「心身の不調」。

とくに注目したいのが、入社から1か月以内に約7割の新入社員がストレスを感じているという調査結果。 慣れない職場、環境の変化、人間関係、新生活…… すべてが一度に変わる春は、本人が気づかないうちに大きなストレスを抱えている可能性があります。

■ ストレスを感じやすい“変化の種類”とは?

入社時、新入社員はさまざまな変化に直面します。

  • 初めての一人暮らし・引っ越し
  • 仕事や生活リズムの急変
  • 食生活の変化(朝食抜き・コンビニ依存)
  • 人間関係のプレッシャー
  • 自分の能力への不安
これらはすべて、ストレスの引き金になり得る要素です。

■ 入社前〜初期のサポート体制が重要

大切なのは、入社してからではなく“入社前の段階”から健康に配慮した体制を作っておくことです。

たとえば:
  • 事前の体調チェックや健康診断
  • ストレス対処法を伝える教育
  • メンター・上司によるフォロー面談
こうした小さな取り組みの積み重ねが、離職を未然に防ぐカギになります。

■ 健康支援は“未来への投資”

新入社員の健康管理は、単に休職や離職を防ぐだけではありません。 長期的に働いてもらうための会社の将来への投資でもあります。

今のうちから、社員が「自分の健康も大事にしてくれる会社だ」と感じられるような体制を整えておくことで、信頼関係や定着率の向上にもつながります。

■ リベルタでは職場の“健康づくり”も応援しています

株式会社リベルタでは、介護・看護の現場で働くスタッフが健康で長く働けるよう、職場の安全・衛生・メンタルケアにも注力しています。 派遣スタッフの皆様にとっても、不安を気軽に話せるLINE相談など、サポート体制を強化しています。 「ちょっとした悩みでも相談できる」環境が、働くうえでの安心感につながります。

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