お弁当・調理・保存の注意点&加熱で死なない菌対策 株式会社リベルタ

2025.06.23

食中毒を防ぐには、「食べ物の扱い方」がとても重要です。 特に持ち歩くことの多いお弁当や、作り置きの総菜などは、保存方法や温度管理を誤るとリスクが高まります。 今回は、安全に食べるための調理・保存のコツと、加熱しても消えない“毒素型”の菌についても解説します。

■ お弁当づくりの3つの注意ポイント

                   
  1. しっかり冷ましてからフタをする 熱いままフタをすると水分がこもり、菌が繁殖しやすくなります。
  2. 水分の多い料理・生野菜は避ける 煮物や生のトマトなどは、夏場には特に注意。
  3. 前日に作ったものは朝にしっかり再加熱 「火を通す」は基本中の基本です。

■ 冷蔵・冷凍保存の基本ルール

 

                   
  • 冷蔵庫:10℃以下
  • 冷凍庫:−18℃以下
  • 食品を詰め込みすぎない
冷気の循環が悪くなると、庫内でも温度ムラが生まれます。 調理後はなるべく2時間以内に冷蔵庫へ入れるのが理想です。

■ 加熱しても安心できない!?毒素型の食中毒

「黄色ブドウ球菌」などは、食品の中で増殖中に毒素(エンテロトキシン)を出します。 そして、この毒素は加熱しても壊れません。 つまり「火を通せば大丈夫」は通用しないケースもあります。 作り置きのおかずや、室温で長時間放置された食品には、十分な注意が必要です。

■ 日々のちょっとした意識が、食中毒を防ぐ

忙しい毎日の中でも、「すぐ冷蔵庫に入れる」「冷めてからフタをする」など、ほんの少しの工夫が食中毒予防につながります。 介護・看護の仕事において、食事の安全は自分だけでなくご利用者様の命を守る行動でもあります。

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株式会社リベルタでは、日々の健康・衛生面のアドバイスや情報提供も行っています。 「仕事中に体調を崩したらどうしよう?」 「お弁当づくり、これで合ってる?」 そんな時も、LINEで気軽にご相談ください。

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