全身がだるい
倦怠感(だるさ)も、季節の変わり目に自律神経のアンバランスによって起こりやすい症状です。また、ご高齢者は筋肉量の減少や低栄養などによって倦怠感を感じることがあります。
しかし、急にだるくなった場合や十分な休養をとっても回復しない場合は、心身の病気が隠れているかもしれません。「だるい」と訴えるご高齢者に多いのは、
貧血・感染症・うつ病・心臓の病気などです。また、服用している薬が原因になっている可能性もあります。
病気ではないけれど「疲れやすくて身体がだるい」という場合は、日常生活をチェックしてみましょう。
「睡眠不足ではないか」「バランスのとれた食事をとっているか」「体力が落ちて入浴やレクが負担になっていないか」などを確認します。
「朝日を浴びる」「30分ほど昼寝をする」「夜の照明を控えめにする」などの工夫で生活リズムを整えると、気持ちよく過ごせるかもしれません。また、ご家族もできるだけ休息や気分転換を取り入れて、ストレスを溜めないようにすることが大切です。