介護施設の看護師vol.6 株式会社リベルタ
2024.09.08
】こんにちはリベルタです。
本日も介護施設での看護師のお仕事に関してお伝えします。
【介護施設の看護師のやりがい】
医師が常駐しない介護施設では、医療従事者は看護師のみ。介護施設には、病院のように重篤な症状の高齢者はいないとしても、老化によって身体的機能が低下している人も多く、自覚症状がないまま症状が悪化することもあります。
そのために、些細な変化も見逃さない観察眼や判断力は不可欠。利用者の健康維持を一人で担っているため責任は重いですが、そのぶんやりがいは感じられることでしょう。
【介護施設で働くメリット】
(1)夜勤や残業が少ない
夜勤や残業がない施設が多く、あったとしても少ないため、家事や育児と両立しやすくなっています。
また、深刻な病状の利用者は少なく、病院のように急変の対応や命にかかわる事態もほとんど起こりません。落ち着いた環境の中で働くことができます。
(2)ブランクがあっても働きやすい
病院と比べて医療行為が少なく、利用者のバイタルの測定や健康チェック、服薬管理、痰吸引などの健康管理が中心です。
勤務する上で、基本的な看護スキルがあれば問題がないため、妊娠や出産を機に看護の仕事から離れた人でも復帰しやすい環境となっています。
(3)介護のスキルが身に付く
介護施設の中には、寝たきりや重度の認知症など、介護度が高い高齢者が多い施設もあります。
こうした利用者と積極的に関わり、介護スタッフとともにケアすることで、専門的な介護スキルを身につけることも可能。介護に強い看護師としてスキルアップもできます。
【介護施設で働く看護師が大変なこと】
介護施設の利用者は、介護認定を受けた高齢者が中心です。これまで高齢の患者と接する機会があまりなかった看護師の場合、認知症特有の行動や意思疎通の難しさに戸惑うことも多いでしょう。
また、足腰が弱い高齢者や、寝たきりの利用者の介助には体力が求められます。介護する側の体の負担を軽くする技術を習得する必要もあります。
病院では、患者がケガしたときや体調不良を訴えたとき、看護師は医師の判断を仰いで医療処置を行います。一方、介護施設では、老人保健施設を除き医師の常駐はありません。そのため、利用者がケガをしたり、体調不良を訴えたときなどは、医療従事者である看護師が対処方法を判断する必要があります。判断を任されることに対し、プレッシャーを感じる看護師も少なくないようです。
介護施設では介護士、ケアマネジャー、リハビリ専門職などとのチームワークも重要。利用者のためのケアという共通理念はありつつも、専門性の違いによる意見の相違が生まれがちです。チーム医療の一員として、看護師として必要な意見を伝えつつも、それぞれの職種に対する理解を深めることが大切となってきます。
明日は介護施設に向いている看護師はどんな人?
上記のテーマでお伝えします。
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