脱水予防と感染予防、どう両立する?
高齢者のマスクの使い方
新型コロナ対策のため、介護現場ではマスクが必須です。しかし、マスクをつけていると呼吸のしにくさや熱がこもることによって、体に負担がかかります。喉の乾きにも気付きにくいことから、脱水症になりやすいことが心配されます。
元気なお年寄りがレクリエーションで活発に会話を交わすような場合は、ぜひマスク着用をお願いしたいところですが、人が密集せず、会話が少ない場合は状況に合わせて判断しましょう。
また、心肺機能が低下している高齢者の場合は、長時間のマスク着用が体に負担をかけることも。感染症対策が必要な場合は、呼吸をさまたげないフェイスシールドが適切なこともあります。判断に迷うときは、かかりつけの医師に相談してみると良いでしょう。