高齢者が春バテになると起こる症状
〜食欲がない〜
食欲がないからといって何も口にしないと低栄養や脱水の心配もあるため、持病などの特別な配慮が必要でない限りは、栄養バランスが偏っても、まずは口にできるものを食べるようにしましょう。
高齢者は、食べられなくなるとすぐに脱水を起こして、命の危険に関わることもあります。
食欲の低下に気づいた時は、早めにかかりつけ医に相談するようにしましょう。
〜心身がダルい〜
高齢者は、筋肉量の低下や低栄養により、ダルさを感じることがあります。
しかし、急にダルさを感じるようになった場合や、十分な休養をとっても疲れが取れない場合は、心身の病気が隠れている可能性があります。
〜めまい〜
立ち上がりの際や起き上がる際にふらついてしまうのも、実は自律神経の乱れが原因の可能性もあります。
めまいを起こして転倒してしまい、骨折や寝たきりにつながるケースもあるので、違和感を感じたら早めに検査を受けることをおすすめします。
高齢者は若い世代よりもよく体調を崩しやすいため、体調が悪くても我慢してしまうことがあります。
しかし、場合によっては要介護度が進行していたり、思うように動けないようになってしまったりすることがあるので「いつもと違うな」と違和感を感じたら、かかりつけ医に相談するようにしましょう。
では、春バテを防ぎ、元気に春を迎えるにはどうしたらよいのでしょうか?
春バテの原因となる、自律神経の乱れを整える方法をご紹介します。