介護福祉士国家試験の概要⑦ 株式会社リベルタ
2024.01.17
介護福祉士試験問題の内容は?
第35回試験から出題基準が変更になります
2022年度の第35回試験(2023年1月実施)より、介護福祉士国家試験の出題基準が変更されると発表がありました。
2017年10月に行われた社会保障審議会福祉部福祉人材確保専門委員会の報告書により、制度改正や社会状況を踏まえて、介護福祉士の養成課程において教育内容の見直しを検討すべきだという声が挙がりました。
見直すべき箇所は、「リーダーシップやフォロワーシップ」についてと、「認知症ケアや地域ケア、介護過程の学習内容の学力アップ」についてです。
これを受けて「介護福祉士養成課程における教育内容の見直し」検討チームは以下の内容の見直しを行いました。
@ チームマネジメント能力を養うための教育内容の拡充A 対象者の生活を地域で支えるための実践力の向上B 対象者の生活を地域で支えるための実践力の向上C 認知症ケアの実践力の向上D 介護と医療の連携を踏まえた実践力の向上
上記の教育内容の見直しを踏まえて、2019年度からは新しい教育内容で介護福祉士養成が始まりました。そして、第35回の試験からは、新しい教育基準に沿った出題基準へと変更になるということです。
特に「人間関係とコミュニケーション」の科目では出題項目が大きく増えており、チーム運営の基本や人材育成など、利用者の方だけでなく、職員や職場での管理者として学ぶべき項目が追加されています。
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