介護職が腰痛になったときの対処法
◆このような症状のときは受診する
■時間や活動性(動作)に関係なく、じっとしていても痛みを感じる
■腰だけでなく、胸や背中にも痛みがある
■体重が減ってきている
■腰の痛みに加え、広範囲にしびれや麻痺(まひ)がある
◆医療用の腰痛ベルトなどを使用する
受診した整形外科などで、自分に合う腰痛ベルトなどを処方してもらって使用するのもおすすめです。
腰痛ベルトは背骨や腰を支える効果があるため、ある程度は楽になりますが、長期間使い続けると自分の筋力が弱くなってしまう場合も。
◆ポイント1.介護をするための体づくりをする
まずは、介護をするための体づくりをしておかないと、力の入れ具合や重心の落とし方などがうまくできず、せっかく学んだ技術を生かせません。
1.全身の連動性を高める:これまで体の一部分に負担が集中していた場合は、全身を使って支えたり抱えたりするように意識を変えてみましょう。
2,動きを予想する:介護職自身が生活上の基本的な動きを正確に知っておくことで、スムーズなサポートができるようになります。