ライティング初心者が抑えるべきポイント 株式会社リベルタ

2023.11.05

2単語 > 文章

何かを伝えよう、という時にたくさんの情報を伝えればいいという訳ではありません。たくさんの情報を伝えたが故に、返ってわかりづらくなるということは多々あります。何かを伝える時は、シンプルにわかりやすく伝えるようにしなければなりません。付け加えて言えば「文章は言葉に比べて記憶に残りづらい」ということを覚えておきましょう。 実際に対面での会話で伝えるよりも、文章で伝えることの方が表情や、トーン、身振り手振りで伝わるような情報が含まれていない分、伝えることができる内容も薄くなってしまいます。あなたが普段の言葉遣いで、時間をかけて書いた文章も、お客側からしたら内容がわからなかったり、そもそも全て読んでいなかったり、読んだとしても記憶にはほとんど残っていないのです。例えば本書を読んでいるあなたも、文章の一言一句を覚えているということはないでしょう。多くの場合は、図や少し印象に残った単語などといった、部分的な記憶しか残らないのです。 したがってコピーライティングをする際には「お客の記憶に残る単語をいかに散りばめられるか」ということが非常に重要です。文章としてではなく、1単語1単語の規模で考えるべきである、ということです。お客の不安や悩み、要望や欲求には、それらを強く意識させ刺激するような単語が存在します。そういった単語によってお客の神経はくすぐられ、購買意欲が高まっていきます。言葉をお客の心に響かせ、感情を動かすことがお客に購入してもらうということに直結するのです。 また、商品においては文章よりも最初のキャッチコピーが重要であり、単語の響き、語呂の良さも意識するポイントになります。具体例としては「カラダにピース」や「そうだ、京都行こう」などが挙げられます。どちらも語感がよく、それらの伝えたい内容が言葉以上に伝わることがわかると思います。このように、コピーライティングとは文章で感情を動かし人を行動させるためのものであり、行動させるためには文章の中でも1つ1つの単語が重要となってくるのです。

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