夏場の在宅介護で覚えておきたい要介護者のケアポイント①株式会社リベルタ

2023.08.17

夏場の在宅介護で覚えておきたい要介護者のケアポイント

水分補給や、感染症対策など、夏ならではのケアポイントをおさえて快適な夏を過ごしましょう。  

梅雨の時期を迎え、毎日の空模様が気になる季節。 しばらくはぐずついたお天気の日が多くなりますが、夏はもう目の前です。

 

夏の暑さは、ご高齢の要介護者の方の体調にさまざまな影響をもたらします。 健康管理を担っている介護家族は、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。 今回は、在宅介護における「夏の過ごし方」についてまとめます。

     
在宅介護でのケアのポイントや、体調面で注意したいことなどをご紹介しましょう。
 

● 「水分補給」が重要!要介護の方にしっかり飲んでもらうには?

 

夏場は、汗をかくため体内の水分が不足しがちです。 在宅介護で室内を快適な温度に保っていても、少し動くと汗ばんだり、寝汗をかいたりすることもあります。

ご高齢の方は体内に水分を蓄える筋肉が減っているので、これからの季節は特に「脱水」には注意が必要です。 水分の不足で心配なのは熱中症だけではありません。水分不足で血液が濃くなれば、血栓が生じやすく、脳梗塞や心筋梗塞などの疾病につながることもあります。 ご高齢の方が体を維持するためには、一日1.5リットル程度の水分が必要です。 一度にたくさん飲むよりも、少しずつこまめに水分を摂りましょう。水やお茶ばかりでは飽きてしまいますが、牛乳や、炭酸飲料、ジュースでもかまいません。
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