夏予防③ ~派遣スタッフさんにお勧め知識~株式会社リベルタ

2023.08.13

 

● 快適な室温・湿度設定を見つけましょう

高齢者にはエアコンを好まない方も多いですが、暑い時期の室温調整は、命に関わるほど重要なことです。 このことは、ご本人にもよく理解していただき、できるだけエアコンを使うようにすすめてください。

一般的に、熱中症対策には室温は28℃以下に設定することが推奨されていますが、暑さ・寒さに対する感覚はひとそれぞれ違いますので、こだわりすぎることはありません。 また湿度が高いと汗が発散しにくいため、熱中症にもなりやすくなります。 日常生活においては、気温が28℃でも、湿度が75%を超えると熱中症のリスクは厳重警戒レベルに高まるそうです。 ただし、暑さに対する感覚や耐性はひとそれぞれ違いますので、杓子(しゃくし)定規にしないことも肝心。 ご本人が快適で、健康をたもてる空調設定を見つけることが重要です。 冷房を嫌がる場合は、ドライ運転を利用し湿度を下げたり、ときどき窓をあけて外の空気を入れたりしてもいいでしょう。 エアコン特有の人工的な冷えによる不快感が軽減されます。

ひとつの方法に固執しすぎず、その日の体調やご本人の好みに配慮しながら、”ちょうど良い室温環境”にすることがポイントです。

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