
今回も、老人ホームの施設形態についてご紹介いたします。
第二弾は、【介護付き有料老人ホーム】についてです!
◎介護付き有料老人ホーム
・主に民間企業が運営しており、一定の設備、人員、運営基準のもと都道府県の指定(認可)を受けている施設を指す。
・高級な施設もあれば低価格が特徴の施設もあり、入居費用の設定は施設によって大きく異なる。
・入居条件も、介護度が軽い方から重い方、寝たきりの方や認知症の症状がある方など、施設によって異なる。
・看取りまで対応しているところもあり、終のすみかの選択の一つにもなる施設。
◎介護付き有料老人ホームの特徴(住宅型有料老人ホームと比較)
・住宅型有料老人ホームよりも、重介護度の方に向いている。
・料金は介護度による定額制なので、費用の大きな変動がない。
・介護サービスを多く利用しても、介護度に変更がなければ費用は変わらないが、介護サービスをあまり利用しなくても、介護度による定額の介護費用は発生する。
・希望があっても、デイサービスや訪問リハビリなどの在宅サービスは利用できない

◇働く上でのメリット:
さまざまな要介護度の方と関われる
高級感があり、接遇スキルが高まる
◆働く上でのデメリット:
介護付き有料老人ホームは、利用料金も高く接遇が求められるため、公的な施設よりも、ご家族・ご入居者から高度な要求がある。