~「脳の負のループ」を止める!帰宅後すぐにできる心の応急処置~
介護・看護の現場では、一生懸命取り組んでいるからこそ、ミスをしたり利用者様や同僚との関係で悩んだりすると、深く落ち込んでしまうものです。大切なのは、その「負の感情」を長引かせないための初期対応です。1. 「エクスプレッシブ・ライティング」でモヤモヤを書き出す
頭の中で「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」と同じ後悔を繰り返してしまう時は、その感情を紙にすべて書き出してみましょう。誰に見せるわけでもないので、なぐり書きで構いません。 これを「エクスプレッシブ・ライティング(感情筆記)」と呼び、書くことで脳内のワーキングメモリが解放され、ストレスが劇的に軽減することが科学的に証明されています。客観的に自分の悩みを見ることで、「あ、私は今こう感じているんだな」と一歩引いて捉えられるようになり、負のループから抜け出すきっかけになります。2. 「マインドフル・シャワー」で感覚を今に引き戻す
落ち込んでいる時は、意識が「過去の失敗」や「未来への不安」に飛んでしまっています。帰宅後にお風呂に入る際、シャワーが肌に当たる感覚、お湯の温度、石鹸の香りだけに意識を集中させてみましょう。 これを「マインドフルネス(今、この瞬間に集中すること)」の技法と呼びます。五感に意識を向けることで、脳の「反省モード」が強制終了され、過剰な緊張が解けていきます。お湯と一緒に、今日の嫌な出来事もすべて排水口へ流していくイメージを持つと、さらにスッキリします。3. 自分を「親友」のように励ます言葉をかける
自分に厳しい人ほど、「自分はダメだ」と責めてしまいがちです。そんな時は、もし大切な親友があなたと同じ状況で落ち込んでいたら、どんな言葉をかけるか想像してみてください。きっと「そんな日もあるよ」「一生懸命やった結果だよ」と優しい言葉をかけるはずです。 その言葉を、そのまま自分自身に贈ってあげましょう(セルフ・コンパッション)。自分を責めるのをやめ、一番の理解者として自分を労わることで、心に再びエネルギーが溜まり始めます。4. まとめ
落ち込むのは、あなたがそれだけ「良いケアをしたい」と願っている証拠です。 自分を責める必要はありません。まずは今日一日を走りきった自分を、温かい飲み物や心地よいお風呂で存分に甘やかしてあげてください。もし、今の職場の環境がどうしても自分に合わず、毎日のように心が削られていると感じるなら、一度私たちにその想いを聴かせてください。あなたがもっと自分らしく、笑顔を保ちながら働ける場所を、私たちが責任を持って見つけ出します。▼LINEで簡単登録・相談も受付中! LINE公式アカウントに登録する