~「下半身」の柔軟性が鍵!重い介助も怖くない体づくりの応用編~
Part1では腰周りの直接的なケアをお伝えしましたが、Part2では腰を支える「土台」となる下半身のストレッチに注目し、より実践的な予防法を深掘りします。
1. 太もも裏(ハムストリングス)を伸ばして腰痛を断つ
腰痛持ちのスタッフに共通している特徴の一つが「太もも裏の硬さ」です。ここが硬いと骨盤が後ろに引っ張られて後傾してしまい、腰の筋肉が常に引き伸ばされて痛みの原因となります。 仰向けに寝て片足を上げ、タオルを足の裏にかけて自分の方へゆっくり引くストレッチをしてみましょう。太もも裏が柔らかくなると、前かがみになった時に骨盤がスムーズに動くようになり、腰への衝撃を逃がすことができます。介助の動作が驚くほど軽やかになるのを実感できるはずです。2. お尻の筋肉(大臀筋)をほぐして「腰のクッション」を作る
介助で踏ん張る際に酷使されるのが、お尻の大きな筋肉です。ここが凝り固まると「坐骨神経痛」のような痺れや、鈍い腰痛を引き起こします。椅子に座ったまま、片方の足首を反対の膝に乗せ、背筋を伸ばして体を前に倒すストレッチで、お尻の外側をじんわり伸ばしましょう。 お尻の筋肉が柔軟になると、歩行や立ち上がりの際の衝撃を吸収する「クッション」の役割を果たしてくれます。仕事中に「腰が張ってきたな」と感じたら、座ったついでにこのストレッチを取り入れるのが、疲れを溜め込まないコツです。3. 「腸腰筋(ちょうようきん)」を伸ばして反り腰を防ぐ
立ち仕事や歩行の要となるのが、お腹の深部にある「腸腰筋」です。ここが縮んで硬くなると、骨盤が前に倒れて「反り腰」になり、腰の骨に大きな圧迫がかかります。片膝を床につき、もう片方の足を前に出して重心を前へ移動させるポーズで、股関節の付け根を伸ばしましょう。 腸腰筋をケアすると、姿勢がスッと安定し、長時間の勤務でも疲れにくい体へと変わっていきます。特に、夜勤明けや長時間歩いた後にこのストレッチを行うと、腰の詰まった感覚がスッキリと解消されます。4. まとめ
体は使いっぱなしにせず、愛情を持ってケアしてあげましょう。
腰痛予防のストレッチは、一度に長時間やるよりも「毎日少しずつ」続けることが成功の秘訣です。自分の体が柔軟になれば、介助に自信が持てるようになり、利用者様にも安心感を届けることができます。もし、ストレッチをしても改善しないほどの痛みがあったり、職場の環境そのものが腰への負担が大きすぎると感じたりしたときは、早めに私たちに教えてください。あなたの体調を第一に考えた、負担の少ない働き方を全力で提案いたします。
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