寒さ対策で利用者の生活の質を守るケアのポイント Part1 株式会社リベルタ

2026.01.19

冬を快適に過ごすために、今からできる工夫を解説します。

寒い季節は、体温低下や血流悪化により、利用者さんの体調や生活の質に影響を与えやすくなります。 介護・看護現場では、寒さ対策が単なる「防寒」ではなく、健康維持やQOL(生活の質)を守る重要なケアになります。 今回は、現場で実践できるポイントを分かりやすくまとめました。

1. 居室や共有スペースの温度管理を徹底する

寒さ対策の基本は「室温の管理」です。高齢者は体温調節が苦手なため、室内温度が低いと体調を崩すリスクが高まります。
  • 居室は18〜22℃を目安に暖房を使用
  • 共有スペースも寒暖差が大きくならないように調整
  • 暖房の風が直接当たらないよう配置に配慮
注意点としては、暖房の温度を上げすぎると乾燥やのどの不調を招くことがあります。 加湿器や適切な換気を組み合わせることで、快適な温度と湿度を保つことができます。

2. 衣類・寝具の工夫で体温を保つ

高齢者は自分で衣服を調整しにくい場合があります。介護職・看護職は、体温保持のために衣類や寝具の工夫が重要です。
  • 重ね着で体温調節を簡単に(ベストやカーディガンで体幹を温める)
  • 通気性の良い素材で汗をかいても蒸れにくくする
  • 毛布やフリースシーツで寝床を暖かく
  • 足元を冷やさない靴下やスリッパを活用
衣類は厚すぎると動きにくくなるため、軽くて暖かい素材を選ぶことがポイントです。 また、布団や毛布の重ね方も、利用者さん自身が快適に寝返りを打てるよう配慮すると安全性も向上します。

3. 体を温める食事・水分補給の工夫

寒いと食欲が低下し、水分摂取も減りがちです。 介護・看護現場では、温かい食事や水分補給を意識することで、体温維持と健康維持につながります。
  • 温かいスープやおかゆで内側から温める
  • 常温〜ぬるめの飲み物でこまめに水分補給
  • 冷たい食事や飲み物は控えめに
  • 食欲がない場合は小分けにして回数を増やす
体を温める食材(根菜や生姜など)を献立に取り入れることもおすすめです。 食事や水分補給を通して体温を維持することは、感染症予防や血行促進にもつながります。

まとめ

寒さ対策は、居室の温度管理・衣類や寝具の工夫・食事・水分補給の3つを意識するだけで、利用者さんの体調や生活の質を大きく守ることができます。 介護・看護スタッフとして日常的に取り入れ、快適で安心できる環境を提供することが重要です。

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