2026年の介護報酬・医療費制度はどうなる?派遣スタッフが知っておきたいポイント Part2 株式会社リベルタ

2026.01.06

制度が変わることで、現場の働き方・キャリア・ケアのスタイルにどんな影響があるかを考えます

前回(Part1)では、2026年に見込まれる介護・医療制度の主な改定ポイントを整理しました。Part2では、これらの制度変化が **派遣スタッフとして働くあなた** にとって具体的にどう影響するかを、現場・キャリア・利用者ケアの3つの視点から考えます。

1. 現場への影響:サービス内容や業務優先順位が変わる可能性

介護報酬の加算制度や人員配置基準が見直されることで、施設や訪問サービスの運営方針が変わる可能性があります。
  • 加算を重視するサービスが増える たとえば夜勤加算や認知症ケア加算などが評価される施設が増えるかもしれません。これにより、そのような付加価値の高い業務が重視され、派遣スタッフにも加算対応実務が求められる場面が増える可能性があります。
  • 効率重視・DXサービスの導入促進 在宅医療でDX(ICT活用)が進み、報酬改定後はアウトカム(成果)を重視する方向になると予測されています。
  • 多職種連携・地域包括ケア強化 診療報酬のかかりつけ医機能強化や、医療・介護連携加算の制度づくりが進む可能性があります。多職種でのケア連携がより重要になれば、派遣スタッフにも「チームとしての協働スキル」が求められることが増えるでしょう。
こうした変化を見越して、自分が派遣される施設がどんな方向性を持っているか、契約時や面談で確認しておくことが賢明です。

2. キャリアへの影響:働き方やスキルアップのチャンスになる

制度改定は、派遣スタッフにとってキャリアの転機にもなりえます。
  • 処遇改善の加算体系変更 処遇改善加算の加算体系が変わる見込みがあるため、加算を算定する施設に派遣されることで、給与面や評価の恩恵を受ける可能性があります。
  • DX対応スキルが強みになる 在宅医療や介護施設でのICT化が進む中で、電子カルテ、遠隔診療、情報共有ツールの利用経験があるスタッフは重宝されやすくなります。これらのスキルを積むことで、将来的なキャリアの幅も広がります。
  • 地域医療・在宅ケアへの関わり かかりつけ医機能の強化や地域包括ケアの深化により、在宅医療や地域サービスを支える仕事が増える可能性があります。派遣としてこれらの分野に関わることで、多様なケア経験を積めます。
派遣会社や施設担当者と、将来的なキャリアプランを話す際に、「これからの制度改定を見越した配属」を相談するのも有効です。

3. 利用者ケアへの影響:質の高いケア提供が求められる流れに

制度改定は利用者さんに提供されるケアの “質” にも直結します。
  • アウトカム評価の重視 医療・在宅ケア報酬において「利用者の状態改善」「再入院の防止」「予防的な介入」の成果が評価される方向性が予測されており、ケア現場でも「提供したケアがどう影響したか」を意識した働き方が重要になってきます。
  • 多職種連携の深化 かかりつけ医・訪問看護・ケアマネージャーなど多職種との連携が強く評価される可能性があり、利用者さんへの包括的なケア提供が進むと考えられます。
  • ICTによるケア改善 電子記録・遠隔モニタリングなどを使って、利用者さんの健康状態をより正確に把握・記録し、リスクの早期発見や最適なケアプランの提案がしやすくなるでしょう。
こういった環境では、派遣スタッフも単なる「サポート役」ではなく、ケアの質や成果を高める重要な役割を果たせるチャンスがあります。

まとめ

2026年の制度改定は、単なる報酬・費用の変化以上に、ケアの質・働き方・キャリアに大きな影響をもたらす可能性があります。 派遣スタッフとしては、制度の変化を受動的に見るのではなく、積極的に学び、将来を見据えてキャリアを設計することが重要です。派遣会社や施設との対話を通じて、自分にとって最適な現場・仕事のあり方を探っていきましょう。

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