~免疫力を高めて、感染しにくい身体づくりを~
秋は「備えの季節」。
感染症の流行に備えるためには、マスクや消毒といった“外からの予防”だけでなく、自分自身の体調を整える“内側からの予防”もとても大切です。
Part2では、免疫力を高める生活習慣や、派遣スタッフとしての働き方に活かせる感染対策の工夫についてご紹介します。
1. 免疫力を支える「3つの生活習慣」
感染症を予防するうえで、まず大切なのが免疫力。 私たちの体には、ウイルスや細菌と戦う“自己防衛システム”がありますが、これは生活習慣によって大きく左右されます。 ●バランスの良い食事 – たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品) – ビタミン(野菜・果物) – 発酵食品(ヨーグルト・納豆・みそ) 特に腸内環境を整える食事は、免疫力アップに直結します。 「忙しくてコンビニばかり…」という方は、温かいみそ汁や野菜入りスープを1品追加するだけでも変わります。 ●質の良い睡眠 夜勤後の不規則な睡眠は免疫力の大敵。 なるべく寝る時間と起きる時間を固定することで、自律神経が安定し、ウイルスに負けない体が作られます。 ●適度な運動 1日15分程度のウォーキングやストレッチでも、血流が良くなり、免疫細胞が活性化します。 出勤時に少し歩く、休憩中に軽く体を伸ばすなど、無理なく取り入れてみましょう。2. 「うつらない・うつさない」行動のコツ
介護・看護のお仕事では、たとえ軽い風邪でも利用者さんへの影響が大きくなります。 だからこそ、自分が感染源にならないように意識することも、プロとして大切なマナーです。 ●「少し変だな」で無理をしない 熱や咳がなくても、「だるさ」や「喉の違和感」があるときは早めに報告・相談</strongを。 派遣スタッフであっても、体調不良時のサポート体制が整っている職場もあります。遠慮せずに相談しましょう。 ●通勤中の感染対策も忘れずに 公共交通機関を利用する場合は、マスク・手指消毒・手すりを極力触らないなど、移動中の対策も重要です。 スマホを触った手で顔を触らないよう注意するだけでも感染リスクを下げられます。 ●着替え・手洗いの習慣化 勤務後はできるだけ早く着替え・シャワーを済ませるようにしましょう。 家族がいる場合は、家に入る前に上着を脱ぐ、手洗い・うがいをすぐに行うなど、「持ち帰らない意識」が大切です。3. 派遣スタッフとしてできる「感染リスクを抑える働き方」
派遣という働き方には、勤務時間・場所を選べる柔軟性があります。 このメリットを活かして、感染リスクを抑えながら安心して働ける環境を整えましょう。 ●感染症対策が徹底されている施設を選ぶ 派遣会社に相談すれば、感染対策に力を入れている施設を優先的に紹介してもらうことも可能です。 スタッフのマスク着用状況、消毒の有無、スタッフルームの衛生環境などを事前に確認できると安心です。 ●無理のないシフト調整 「連勤で体力的に不安…」「家族に持病があるので不安…」という方も、派遣なら状況に応じて働き方を調整できます。 心と体に無理がないよう、遠慮せず希望を伝えていきましょう。 ●職場ごとのルールに柔軟に対応 施設によって感染対策のルールは異なります。 「前の職場ではこうだった」という意識を一度リセットし、新しい職場のルールにしっかり従うことも、感染拡大を防ぐ大切なポイントです。まとめ
感染症シーズンに向けての対策は、「仕事中」だけでなく「日常生活」や「働き方」まで見直すことで、より大きな効果が期待できます。
派遣スタッフだからこそできる工夫を取り入れながら、自分自身と利用者さんの健康を守っていきましょう。
感染が広がる前の「今」こそが、準備を整える絶好のタイミングです。
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