冬の寒さ・乾燥がご高齢者の身体に与える影響とその対策 4 株式会社リベルタ

2025.02.19

脱水症状

ご高齢者は、冬場も夏場と同じように脱水に注意が必要です。乾燥しがちな冬は、吐く息や皮膚から放出される水分量が増加し、汗をかかなくても体内の水分が失われます。そのうえ、こたつやエアコン等の使用によってさらに湿度が下がり、脱水症状を起こしやすくなります。 水分をこまめにとる 冬は水分補給の回数が少なくなりがちですが、脱水を防ぐために、のどが乾かなくても定期的に水分をとることが大切です。大量の水を一気に飲むのではなく、コップ1杯程度の水をこまめに飲むようにしましょう。 室内を適度に加湿する お部屋の湿度は50~60%が適切です。加湿器を使用したり、室内に洗濯物を干したりして室内を加湿しましょう。洗濯物に扇風機やサーキュレーターで風を当てると、乾燥が早まり部屋干しの臭いを軽減する効果があるほか、空気が循環するため、冷えやすい足元の空気まで暖かくなります。また、部屋干しの臭いには、陽の当たる場所に干すことも効果的です。
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