訪問系サービス職員の情報共有が重要
寒い季節に在宅で生活する高齢者の健康と安全を守っていくには訪問ごとの確認はもちろんのこと、高齢者の健康状態や生活空間の環境を常に事業所全体で共有できることが何よりも重要です。訪問ごとの高齢者の様子、食事量、バイタル、活動量、室温湿度など把握するべき情報は非常に多岐に渡り、訪問記録が紙ベースの場合は必要な情報を記載すること自体が難しくなるとともに、適切に管理すること、職員全体で共有し把握することも困難になるといえます。
多くの情報の記載を簡単に行い、かつ職員全体で共有できるようにするには訪問記録をタブレットやスマホなどのIT機器上で記載して管理する記録のICT化が便利です。 毎日の記録を参照しやすい形にすることで寒い季節の分かりづらい状態変化を気付きやすくするとともに、職員全体への周知が図りやすくなるなど高齢者の健康管理を行っていくには非常に多くのメリットが考えられます。