冬は高齢者にとって危険がいっぱい?気を付けたい冬の寒さ対策 株式会社リベルタ

2024.11.15

11月になると朝夕と日中の寒暖差が大きくなり、冬の訪れを感じさせます。冬は冷え込みや乾燥することもあり、高齢者にとってたくさんの危険が潜む季節でもあります。在宅で介護を受ける高齢者は特に自宅で冬の寒さ対策を行うことが重要で、訪問介護員は高齢者の健康と安全を守る大きな役割を担っているといえるでしょう。
今回は、冬に起こりやすい高齢者のトラブルや事故と、予防するための寒さ対策について解説します。 寒い季節に高齢者に起こりやすい様々な事故やトラブルは生活に支障をきたすものや生命に関わるものなど、非常にリスクの高い傾向があります。施設介護では温度や湿度管理などを行いやすい部分もありますが、在宅で生活を送る高齢者は常に管理が行き届いた環境をつくることは困難といえます。そのような高齢者の健康管理を行うためには訪問介護、訪問リハビリ、訪問看護など訪問系サービスを提供する職員の果たす役割が非常に重要です。 食事量や食事メニューの把握や体温、血圧といった日常のバイタル値や皮膚状態などの健康管理とともに生活空間それぞれの環境の把握と整備、それぞれの空間の温度と湿度の管理といった寒さ対策、日中の活動の把握などを訪問介護員が行い、それぞれの事故やトラブルを起こさないように未然に防いでいくことが高齢者の健康と安全を守っていくことに繋がります。

高齢者にとって冬は危険!

冬といえば誰しもが想像するものが「寒さ」です。地域差もありますが朝夕の気温が氷点下に落ち込むなど私たちにとって厳しい季節といえます。高齢者にとっても例外ではなく、体温の調節機能が衰えやすく、血流が悪くなりやすい高齢者にはことさらに寒さが堪える季節といえるでしょう。 さらに冬は空気が乾燥しやすいこともあり、様々な感染症に注意が必要な季節でもあります。今年は例年流行するインフルエンザに加え新型コロナウイルスの同時流行が懸念されており、症状が重症化しやすい高齢者はより一層の対策が求められます。 感染症以外にも冬は高齢者にとって非常に危険なトラブルや事故を起こしやすい季節です。特に在宅で介護を受ける高齢者は寒さへの対策を怠ってしまうと生活に困難をきたす症状を招くことや最悪の場合は命にかかわることもあります。介護施設で働く介護職はもちろんのこと、高齢者の自宅へ伺う訪問介護員は特に冬の寒さが招く危険の理解と寒さ対策が重要になります。  
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