介護における接遇マナー4 株式会社リベルタ

2024.10.04

②表情

人の第一印象は、出会って3秒で決まるとも言われています。わずか3秒ですから、会話の内容ではなく相手の表情や態度、身だしなみなどの目から入る情報が非常に大切です。 とくに高齢者は相手の表情や態度からさまざまなメッセージを読み取りますので、話すときは笑顔を心がけましょう。いつも穏やかな笑顔で接することで、安心感や信頼感を与えることができます。 また、人と話していないときの表情にも注意が必要です。もし利用者が職員に何かを頼もうとする際に、怒り顔の職員、疲れた顔の職員、微笑んでいる職員がいたら、話しかけやすいのは「微笑んでいる職員」ですよね。 常に気をはっている状態は、慣れないうちは疲れてしまうかもしれません。しかし介護施設では、職員一人ひとりの態度や表情がその事業所全体の空気を作ります。業務中につい無表情になってしまったとき、このことを思い出してみてください。

好感度の高い表情のポイント

・口角を上げる
口の両端が上がっていると、明るくにこやかな印象になります。
・目元まで笑う
マスクなどをしていると、口は笑っていても無表情に見えてしまいます。その場合は目元で笑顔を伝えましょう。目を細く目尻を下げることで笑った印象になります。
・相手の目を見て話す
会話中に適度なアイコンタクトを取ることで、相手のことを見ていると安心感を伝えることができます。
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