季節の変わり目に多い心身の不調 株式会社リベルタ

2024.09.19

季節の変わり目に多い心身の不調

季節の変わり目に多い心身の不調 季節の変わり目に体調を崩してしまう原因のひとつに、自律神経のバランスの乱れがあります。自律神経には、相反する働きをする「交感神経」と「副交感神経」があります。

交感神経

主に昼間に働き、心身の活動力を高める神経です。血圧を上げる・心拍数を増やすなどの作用があります。

副交感神経

主に夜間に働き、心身を休息・回復させる神経です。血圧を下げる・心拍数を減らすなどの作用があります。 通常は、この2種類の自律神経が身体の機能を調整してバランスを保っています。しかし、自律神経の働きは加齢とともに不安定になりがちです。そして、寒暖差が激しい季節の変わり目は、さらに自律神経が乱れやすくなります。 自律神経の調整がうまくいかないことで起こる心身の不調は、食欲不振・微熱・倦怠感・不眠・便秘・憂うつ・無気力など多種多様です。例えば、「レビー小体型認知症」の方には、起立性低血圧や便秘、発汗異常(多量の汗をかく)などの自律神経症状がよくみられます。 また、無意識のうちに体温を微調整することも、自律神経の働きのひとつです。そのため、自律神経のバランスが乱れると体温調節がうまくできなくなります。このような自律性体温調節反応の異常は、ご高齢者の熱中症や低体温症の原因になることがあります
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