特定技能で来る外国人の訪問介護が解禁 株式会社リベルタ
2024.07.02
現在の特定技能でくる外国人は訪問介護が禁止されていました。厚生労働省は、現在資格のない「特定技能」や「技能実習」などの外国人にも一定の条件のもとで訪問介護を解禁する方針を決定し、早ければ来年度からの実施を目指すというニュースがありました。外国人に訪問介護を解禁する方針は、介護人材不足を解消する一歩として評価できます。特に「特定技能」や「技能実習」などの資格を持たない外国人にも門戸を開くことで、より多くの労働力を確保できる可能性があります。ただし、そのためには適切な研修とサポート体制の確立が不可欠ですし、言語や文化の違いから生じるコミュニケーションの問題や、介護の質の維持についても慎重に検討する必要があります。と同時に、外国人労働者の待遇改善も進めるべきですが、国もこれだけ期待している外国人の訪問介護への解禁なのに、なぜ訪問介護の基本報酬を引き下げたんだろうという疑問は残ります。
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