美容皮膚科と美容外科の仕事は異なる?
美容クリニックには「美容皮膚科」と「美容外科」のおもに2種類があります。
ここでご紹介する「美容皮膚科」では、皮膚科で行う治療のなかでも美容に特化した施術や薬剤の処方を行っています。
施術には「医療脱毛(永久脱毛)」やシミ・ほくろなどを消す「レーザー治療」などがあります。
また薬剤は塗り薬・飲み薬が中心で、美白作用のあるものや肌にハリを与えるもの、ニキビ治療薬などが中心です。
一方、「美容外科」では整形手術をはじめとする外科治療がメインですが、レーザー治療や注入による「プチ整形」などの施術も行っています。
このように美容クリニックは2つの業態に分けられますが、いずれも看護師さんの仕事内容は以下の4つが中心です。
・電話の受付や患者さんの予約管理
・カウンセリング業務(専門のカウンセラーがいないクリニックの場合)
・医療行為やその補助業務(注射や点滴、機器操作など)
・院内の清掃や衛生管理
美容外科と美容皮膚科の看護師さんの仕事内容の大きな違いは、「オペ(整形手術)の介助業務」の有無でしょう。
また、美容外科のほうが業務そのものも忙しくなりやすく、残業が発生する可能性は高いといわれています。
外科経験がなく手術介助をしたことがなければ美容皮膚科を選択するなど、転職先選定の際のご参考にしてください。