介護施設のイベントに地域の方にも参加してもらうことは、地域に開かれた施設として認識してもらう良いチャンスです。
前述の通り利用者さんにとっても地域の人とのふれあいは良い刺激になります。ぜひ地域の方々をイベントに巻き込みたいものです。
ここでは、地域の人たちを巻き込むためのイベントのアイデアを紹介しましょう。
バザーを開催してにぎやかに地域交流
地域で行われるバザーに、介護施設を会場として提供するのもおすすめです。地域の人たちだけではなく、介護施設側も商品を用意して店を出せば、盛り上がりが期待できるでしょう。
イベントやレクリエーションに力を入れている介護施設では、バザーに出品する商品を利用者さんたちと一緒に作るケースもあります。
編み物やビーズなどの利用者さんが作ったものを販売すれば、誰かの役に立ち、地域社会の一員であると再認識できるでしょう。また地域の方たちと交流すること自体に意味があるため、バザーはおすすめのイベントです。
季節のお祭りで世代を超えた交流
老若男女問わず、お祭りが好きな方は多いものです。介護施設の館内や庭園などを利用して季節のお祭りを実施すれば、地域の方たちも集ってくれるでしょう。
盆踊りをしたり、簡単な屋台でゲームや食べ物を出したりすると、お子さんたちも喜び、イベントが盛り上がります。
童心に帰って楽しめるくじ引きや輪投げ、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなどを屋台に取り入れると大いに盛り上がります。ただし、食事を出す場合はくれぐれも安全性に配慮して、食べやすいものを選びましょう。
地域のボランティアに参加してもらう
地域には、介護施設の訪問活動をするボランティアグループも多くあります。ダンスや演劇、体操など各種活動があるようです。
またボランティアでクラフト体験を提供する、ハンドメイド活動を行う方もいます。利用者さんが興味を持ちそうな分野をチェックし、問い合わせをしてみましょう。