介護現場用語 株式会社リベルタ

2023.12.10

こんにちは、リベルタです。 日々1日1つの介護現場用語をお伝えしていますが本日は2つの用語をお伝えします。 それぞれの意味はご存じでしたか? 是非現場で利用してください   今日の介護現場用語:失念と禁忌  

失認とは?

脳に正しい情報が取り込まれたにも関わらず、それを正しく認識することができない状態。 たとえば、目の前で見ている(見えている)のにそれが何なのかわからない、聞いている(聞こえている)のに、その内容がわからない、人の顔がわからないなど。 自分の身体の半分(左側または右側)の空間が認識できないという状態もある。 認知症で現れる中核症状の一種。 脳梗塞の後遺症のひとつでもある。  

禁忌とは?

状態を悪化させる危険性が予測されるため、薬物の投与や看護ケア、検査、治療などの勧められない特定の状況を指す。 医薬品の場合は、添付文書に投薬すべきでない患者やその状態、併用してはいけない薬剤が記載されている。 また、一緒に食べると体調を崩す原因になったり、栄養素の吸収を阻害する組み合わせを「食べ合わせ」「合食禁」というが、薬と薬、薬と食べものの組み合わせにも相性の悪い場合がある。 薬が本来もつ効果を打ち消し合ったり、悪い効果をもたらすことにつながるこうした組み合わせを、「併用禁忌」という。 体調に悪影響を及ぼす併用禁忌としては、睡眠薬とアルコールの組み合わせがよく知られている。
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