認知症の方とのコミュニケーションで気を付けたいこと
□「それは昔のことでしょう」「さっき食べたでしょう」:本人が信じていることを否定する
「もう仕事なんてとっくの昔に辞めたでしょう」「ご飯はさっき食べたでしょう」「ヘビなんてどこにもいませんよ」など、本人が信じていること、見えているものなどを頭ごなしに否定する言葉はNGです。
たとえ事実とは違っても、認知症の方にとってはそれが真実。それを否定され事実を突き付けられてしまうと、気持ちの行き場がなくなり、激しい怒りにつながることもあります。
まずは本人の世界を受け入れ、「どんなお仕事をされていたんでしたっけ?」「おなかが空きましたか?」「ヘビですか、怖いですね。○○さんはだいじょうぶですか?」など、相手に寄り添う話し方を心がけましょう。