実は上期は人事関係が忙しい時期でもある
転職する側から見れば、上期は非常に良い時期とも言えますが、事業所側から見れば必ずしもそうではありません。
年度始めは、比較的人事関係が忙しい場合が多くあります。
ですので、例え入社したとしても事務的なトラブルが発生する可能性があります。
転職には余裕を持って活動することが大事です。
例えば、1月から活動を始めたとして、1カ月あまりで決めてしまって、2月から就職というのは、リスクが大きいと言えます。
最低3カ月は、転職活動から、就職までほしいところです。
「選んだり、余裕が持てる転職日程」を組まれた方がよろしいかと思います。
まとめ:6月・7月・8月に転職したい!時期的に探し始めていい?
介護・福祉業界における転職時期は、年度末(3月)、4月、7月から9月(夏季)、12月(冬期)と、年間を通して複数存在します。
具体的には、3月は人事異動や退職者の募集があり求人数が増える傾向があります。
一般的に求人数が一番多い時期は、3月は転職活動の好機とされています。
7月から9月は夏に向けて施設が新しいスタッフを募集することが多く、交渉力が高まる可能性がある反面、流動する人材が少なく求人する施設が少なくなる傾向がある印象です。
一方、上期月からの転職活動については、あまり競合がないため「穴場」としておすすめされることがありますが、求人数が多いとは限らない印象です。
介護・福祉業界といっても、分野によって転職の適正な時期には大きな差がある印象です。
その中でも、上期月は多くの福祉分野が
「それなりに落ち着く」時期とも思います。
いずれにしても、介護・福祉業界における転職は、特に年齢や経験が問われる場合が多く、自分に合った求人情報を探し、最低3カ月程の間に十分に検討することが重要だと思われます。