夜勤専従の方にお勧め情報 ~夜勤で眠い時の対処法~
2023.07.21
夜勤(準備編)
夜勤前の食事は軽めに済ませる
夜勤で眠くなってしまう人は、出勤前の食事を軽めに済ませましょう。先述したように、お腹いっぱいになると、眠気を催しやすくなります。夜勤前は消化の良い食べ物を意識して、腹八分目にとどめておきましょう。とはいえ夜勤は長いので、合間につまめるおにぎりやサンドイッチといった軽食を用意しておくのがおすすめです。
「寝ない」のも「寝だめ」もNG
夜勤に寝ないで行くのも寝だめをするのも、眠気対策にならないのでやめましょう。夜勤前は、「夜勤前に寝るとダルくなりそうだから」「睡眠不足になりそうだからたくさん寝ておこう」など、寝ないか寝過ぎるかの極端な発想をする人がいます。しかし、一切寝ないで行くのは疲労につながりますし、寝過ぎるのはかえって眠りが浅くなりダルさを引き起こす要因になるため、注意しなければなりません。
夜勤(眠い時間帯はいつ)
午前3から6時までが眠い時間帯といわれています。この時間帯は深部体温が下がり、脳や身体が休まりやすい状態になっているようです。そのため、眠くなったり集中力が続かなかったりする可能性があります。夜勤の際は、眠い時間帯に重要な作業を行わないよう計画的に進めましょう。
夜勤で眠いときにできる対処法
ここでは、夜勤で眠いときにできる対処法をまとめました。事前にたっぷり睡眠をとっていても、ふとした瞬間にウトウト…。眠いのを我慢するほどつらいことはありませんよね。夜勤の眠気に困っている介護士さんは、ぜひ、できそうなことから試してみてください。
◆夜食やお菓子を食べる
夜勤の休憩中に夜食やお菓子を食べて口元を動かすのも、眠気覚ましの手段として有効です。介護士さんのなかには、眠気を覚ますためのお菓子をロッカーにストックしている人も少なくありません。特にガムやおせんべい、硬めのクッキーなど、歯ごたえのあるものがおすすめです。お腹いっぱいになるとかえって眠気を催すため、軽めに済ませましょう。
◆コーヒーやエナジードリンクを飲む
カフェインが含まれるコーヒーやエナジードリンクを飲んで、眠気を吹き飛ばしましょう。ほかに、紅茶やお茶にもカフェインが含まれています。眠くなる前に飲むのはもちろん、眠気を感じたときの気分転換にもなるため、自分にあったドリンクを常備しておくと良いでしょう。ただし、カフェインを摂取し過ぎると、頭痛や睡眠障害を引き起こす恐れもあるので、適量を心がけてくださいね。
◆歯磨き・洗顔でリフレッシュする
歯磨きや洗顔をすると、目が覚めてすっきりする場合もあるでしょう。間食と同じように、顔を動かすのは適度な刺激になります。長い夜勤中でも合間に歯磨きや洗顔でさっぱりすれば、良いリフレッシュになりますよ。
◆外の空気にあたる
眠くてぼんやりしそうなときは、巡回がてら外の空気にあたるのも手です。体を動かせば眠気が引いてきたり、外の空気にあたることで気分転換になったりする場合もあります。外へ出られないのであれば、窓を開けるだけでも良いでしょう。特に冬場は外の冷たい空気で、気持ちがシャキっとするはずです。
◆仮眠を効率よく取る
仮眠を取る時間があるのなら、10分でも15分でも寝てしまうのがおすすめです。「休憩時間はダルくなるからあえて寝ない」という人もいますが、眠いのを我慢するのは疲労が蓄積したり頭痛の原因になったりするのでおすすめできません。上手に仮眠を取ると、短時間でも頭がスッキリするものです。パフォーマンス性も向上するので、眠れるときは寝るのも手です。
夜勤専従は1夜勤の単価が高いですが、長時間労働ですの身体への負担も大きいです。
事前準備と自分の体内リズムに合わせて準備と対策を行っていきましょう。
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