利用者さんが教えてくれた季節の楽しみ方 Part1 株式会社リベルタ

2026.07.26

~カレンダーの数字を見るだけでは分からない。人生の大先輩が知っている、日常を彩る『季節のちいさな知恵』~

医療・福祉の現場で日々のケアに入っているとき、ふとした会話の中でご利用者様から「今の時期は、●●を食べると体にいいんだよ」「昔はね、この時期になるとこういう準備をしてね……」と、昔の暮らしの様子や季節の移り変わりについて教えてもらった経験はありませんか? 忙しい毎日の中で、つい見落としてしまいがちな季節の訪れ。それをそっと思い出させ、豊かな彩りを与えてくれるのは、他でもない人生の大先輩であるご利用者様たちなのです。

1. 五感で季節を味わう、豊かな知恵に出会える場所

私たちの目の前にいるご利用者様は、エアコンや便利な道具が今ほど普及していなかった時代から、自然の移り変わりに五感を澄ませて暮らしてきた方々です。 「夕方に吹くこの風は、もうすぐ秋が来る合図だね」 「この花が咲いたら、そろそろ梅雨が明けるよ」 そんな風に、カレンダーの数字や天気予報のニュースだけでは分からない、五感を使った季節の捉え方を教えてくれることがあります。また、伝統的な年中行事の本当の意味や、旬の食材の一番美味しい食べ方など、彼らの口から語られる言葉には、教科書には載っていない生きた知恵と歴史が詰まっています。ケアを通じてこうした豊かな価値観に触れ、自分の世界も少しだけ広がる――それこそが、この仕事ならではの隠れた醍醐味です。

2. 「季節のちいさな話」を楽しめるのは、あなたの心が温かいから

ご利用者様がふと漏らした季節の話に「へえ、そうなんですね!」「もっと詳しく教えてください」と興味を持ち、耳を傾けられるのは、あなたが相手を一人の尊い人間としてリスペクトしている証拠です。 しかし、こうした情緒豊かな対話を楽しむためには、あなた自身の心の中に「じっくりと相手の話を受け止めるための十分なスペース(余白)」が残っていなければ不可能です。 人手不足の現場で常に時間に追われ、頭の中が次の業務のスケジュールでいっぱいになっていては、せっかくご利用者様が紡いでくれた素敵な言葉も、ただの「聞き流すべき雑談」になってしまいます。

3. まとめ

世代を超えて季節の楽しみ方を共有する時間は、現場の空気を優しく潤す最高のケアです。 「本当はもっと一人ひとりの昔話に耳を傾けたり、季節のレクリエーションを一緒に楽しんだりしたいのに、毎日のバタバタに追われて業務的な会話しかできていない……」と寂しさを抱えていませんか?あなたのその豊かな感受性を、ゆとりのない環境のせいで眠らせてほしくはありません。もし今の働き方に限界を感じているなら、その切ない想いを一度私たちに聴かせてください。

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