忙しい日にこそ、笑顔より大切かもしれないもの Part1 株式会社リベルタ

2026.07.06

~無理に作った笑顔より、1回の「丁寧な一言」。ピンチの現場でご利用者様を救う、プロの本当の誠実さ~

介護・看護・福祉の現場で、私たちは「いつも笑顔で接しましょう」と教わります。けれど、人手不足で業務が山積み、ナースコールが鳴り止まない……そんな怒涛の忙しさの中で、100点満点の笑顔をキープし続けるなんて、正直不可能です。心が悲鳴を上げているときに無理に作った笑顔は、時にどこか引きつってしまい、ご利用者様にもその緊張感が伝わってしまうものです。本当に忙しい日にこそ、実は「笑顔」よりももっと大切にすべきものがあります。

1. 笑顔は作れなくても、「丁寧な一言」と「確実な動作」は裏切らない

バタバタと走り回っているときに声をかけられたら、顔は引きつっていても構いません。その代わり、ほんの2秒だけ足を止め、体を相手のほうへ向けてこう伝えてみてください。 「〇〇さん、お声がけありがとうございます。今、別の方の処置をしているので、あと10分だけ待っていただけますか?」 これだけで、ご利用者様は「自分の存在を無視されなかった」「あと10分待てば来てくれるんだ」と、大きな安心感を得ることができます。笑顔でバタバタとすれ違いざまに「はーい、ちょっと待ってねー!」と流してしまうよりも、この一言のほうが、はるかにプロフェッショナルとして誠実で、相手を尊重したケアなのです。

2. 「丁寧さ」は、忙しい現場の事故を防ぐ最大のブレーキになる

焦っているときほど、私たちは笑顔というお面で自分の焦りを隠そうとしがちです。しかし、本当に必要なのは笑顔を取り繕うことではなく、移乗介助のブレーキ確認を一呼吸置いて「丁寧に行う」ことや、お薬の確認を「確実に行う」こと。 「笑顔になれないくらい、今私は焦っている」と自分で自覚し、あえて動作をワンテンポ遅く、丁寧に切り替えること。それこそが、ご利用者様の安全と、あなた自身のプロとしてのプライドを守る最大の武器になります。

3. まとめ

笑顔になれない日があっても大丈夫。あなたの「丁寧でありたい」という姿勢そのものが、最高のケアです。 マシーンのようにいつも笑顔でいることなんてできなくて当然です。もし今の職場で、「常に笑顔を強要されるけれど、現場が忙しすぎて心が追いつかない」「効率ばかり求められて、一呼吸置く丁寧さすら許されない」とすり減っているなら、その胸の内を一度私たちに聴かせてください。

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