高齢者の気持ちに寄り添う声かけフレーズ集 Part2 株式会社リベルタ

2026.04.24

~不安や拒否を「安心」に変える!場面別・一歩進んだ魔法の言葉~

Part1では基本の姿勢をお伝えしましたが、Part2では「お風呂に入りたくない」「家に帰りたい」といった、現場でよく直面する難しい場面を切り抜けるための、具体的で優しいフレーズをご紹介します。

1. 「今日は少し、さっぱりしてみませんか?」

入浴を拒否される際、「お風呂の時間ですよ」「汚れているから入りましょう」という言葉は、相手の自尊心を傷つけたり、義務感を感じさせたりして逆効果になることがあります。そんな時は「さっぱりする」「温まってリラックスする」という「心地よい結果」を提案してみましょう。 また、「お湯の温度を確認していただけませんか?」と役割をお願いするのも一つの手です。目的を「入浴」から「心地よさ」や「お手伝い」にすり替えることで、利用者様の心のハードルが下がり、スムーズな介助に繋がることが多くあります。

2. 「ここでお会いできて、私はとても嬉しいです」

場所の混乱(帰宅願望など)がある時、「ここは施設ですよ」「帰れませんよ」と現実を突きつけるのはパニックを助長させます。まずは「お帰りになりたいのですね」と共感した上で、このフレーズを伝えてみてください。 「私はあなたに会えて嬉しい」というメッセージは、利用者様の「ここにいてもいいんだ」という存在承認に直結します。場所の正しさを議論するのではなく、今この瞬間の「対人関係の心地よさ」に意識を向けていただくことで、不安な気持ちを穏やかに鎮めることができます。

3. 「ゆっくりで大丈夫ですよ、お付き合いさせてください」

動作がゆっくりな利用者様に対し、つい「早くしましょう」と言いたくなる場面でも、この言葉を添えてみましょう。「待っています」ではなく「お付き合いさせてください」と言うことで、利用者様が感じる「申し訳なさ」を「安心感」に変えることができます。 「あなたのペースを尊重しています」という姿勢は、言葉以上に強く相手に伝わります。派遣スタッフとして現場に入る際も、この一言があるだけで、利用者様はあなたに対して「この人は急かさない、優しい人だ」と全幅の信頼を寄せてくれるようになります。

4. まとめ

あなたの言葉が、利用者様にとっての「心の杖」になります。 声かけのコツは、相手の「今、見えている世界」を否定せずに、そこへそっとお邪魔するような感覚を持つことです。あなたが届ける優しい言葉の数々は、利用者様の不安な心に灯をともす光となります。自分の声かけで現場が和やかになる喜びを、ぜひ実感してください。もし、今の職場の人間関係や環境で、自分の理想とするケアが難しいと感じているなら、いつでも私たちを頼ってください。あなたの優しさが最大限に活かされる職場を、心を込めて提案いたします。

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