雪の日の送迎で考えられるリスク
どういった危険があるのかがわかれば、対策につなげられます。まずは、雪の日のデイサービス送迎で考えられるリスクについて考えていきましょう。
転倒
雪の日は、雪が氷のようになって滑りやすくなります。また、雪が深いことで思うように足を動かせないケースも。こういった状況では転倒しやすくなるため注意が必要です。
転んだ拍子に手をついたり、お尻を強く打ったりすることで骨折してしまうこともあります。
凍結
一見すると凍っていないようでも、実際は凍っており滑りやすくなっていることも。道路の凍結は、歩行だけでなく車の運転も気をつけなければなりません。
- 例えば以下のような場所に注意しましょう。
- 横断歩道やマンホール
- 家やビルの日陰となっている場所
- 歩道の脇
- 歩道橋
- バスやタクシーの乗降場所
- 駐車場
- 家や施設の入り口
横断歩道の白い線の部分やマンホールは滑りやすくなっています。日陰は太陽が当たりにくいため、凍結しやすいです。また、歩道の脇や歩道橋、乗降場所などは「人が歩いているので大丈夫」と感じやすいですが、実は滑りやすい場所。
氷と水が混ざったような状態だったり、溶けた水がまた凍って氷になっていたりすることがあるためです。