扶養を外れるデメリット
扶養を外れるとどうなる? 扶養外になるということは、「扶養される必要のない人=独立して生計を立てられる人」と判断され、今まで控除されていた税金や社会保険料を支払う必要がでてきます。大きく以下の3つがあげられます。- 扶養されていた人が住民税や所得税を支払う義務が生じる
- 扶養していた人の所得税が増える
- 扶養されていた人が自分で健康保険や年金に加入し、保険料を支払う
「○○万円の壁」とは?
扶養を考える際におさえておくべき「○○万円の壁」。
「○○万円を超えると扶養範囲から外れてしまう」とうよく耳にしますが、人によって金額が違う場合もあります。 ここでは、以下の6つの収入の壁について紹介します。
- 100万円の壁|住民税が発生する
- 103万円の壁|配偶者控除が適用外となり、所得税が発生する
- 106万円の壁|場合によっては勤務先で社会保険に加入する必要が出てくる
- 130万円の壁|無条件で社会保険に加入する必要がある
- 150万円の壁|配偶者特別控除の最大額38万円から減少する
- 210万円の壁|配偶者特別控除を受けられなくなる
扶養を外れるメリット
とくに大きなメリットはこの3点です。- 家計に余裕が生まれる【年収160万円超えなら損しない】
- 社会保険の保障が手厚くなる
- キャリアアップの機会も増える
- 将来の年金の受け取り額が増える
- 病気やけがで働けないときに傷病手当金が受給できる
- 出産手当金や育児休業給付金が受け取れる可能性がある